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無料記事[Fリーグ2016/2017第11節]湘南ベルマーレ・横澤直樹監督「それだけ撃ってもゴールを割れない。改善する必要があります」(2016/8/27)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第11節
湘南ベルマーレ 2-5 エスポラーダ北海道
2016年8月26日(金)  テバオーシャンアリーナ 観客数:323人
[得点経過]
1-0 03分57秒 湘南 21 浦上浩生
2-0 04分28秒 湘南 12 上原拓也
2-1 13分53秒 北海道 12 堀米将太
2-2 19分46秒 北海道 12 堀米将太
2-3 23分30秒 北海道 7 酒井遼太郎
2-4 29分55秒 北海道 15 室田翔伍
2-5 33分42秒 北海道 17 水上玄太


2連勝中と波に乗る10位の湘南ベルマーレ(以下湘南)と日曜日(21日)にホームでフウガドールすみだを相手にし敗戦を喫していた9位のエスポラーダ北海道の試合。
プレーオフを目指すにあたり、セントラル3連戦の初戦をまず勝ち順位を上げたかった両チームであるが、エスポラーダ北海道に軍配が上がった。
湘南としては痛い敗戦となる。前半2点先制した中での逆転負け、その後に引き離されて、後半は1点も獲れないまま敗戦という非常によくない負け方をしてしまう。
湘南は1日をはさみ、28日(日)にバサジィ大分と対戦をする。

 


前半早々に湘南は先制ゴールを決める。セットプレイからキャプテンの浦上選手がファーで倒れ込みながら泥臭くゴールを決める。前節アグレミーナ浜松戦に続くゴールとなる。

 


ゴレイロの上原選手はこの試合も積極的に攻撃参加をした。湘南の2点目は自ら上がってロングシュートを決め、会場を沸かせた。

 

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は横澤直樹監督浦上浩生選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

 

横澤直樹監督
「まずはセントラルの初日ということで、今日も遠くから駆けつけてくれたサポーターの皆様には本当にうれしい気持ちと同時に申し訳ないという気持ちでいっぱいですが、我々はこのセントラルの3連戦、北海道戦・大分戦・町田戦を3連勝するつもりで、もちろん気持ちをつくってきましたが、1戦目が取れなかったことはとても悔しい気持ちです。試合に関してですが、2-0でリードしている中で攻撃が焦りすぎて、その結果カウンターを食らいました。相手のゴール付近から自分たちのゴールまで運ばれたわけですが、焦らなければいけない状態にスタートしてしまったのがそれが相手に流れを渡した分岐点だったのかなと。ですが、引き分けとなり、相手が波に乗ったその後、GKがしっかり止めてくれて、なんとか前半を引き分けられました。後半に入り、最初の失点、3失点目でまた焦りが出てしまいました。その時点で我々もいろいろな対策をしていましたが、北海道さんの1対1の強さであったり、駆け引きだったり、局面に関して、北海道さんはプレスをかけられても冷静に対応できる力を持っているので、その部分で相手が1枚うわてだったのかなと思いますし、シュートを後半我々のスコアで言うと27本撃ったのですが、それだけ撃ってもゴールを割れないということはもう少し改善する必要があるなと思います。でも、セントラルは明後日もあるので、大分戦はしっかり勝利して帰りたいと思います

浦上浩生選手
「お疲れ様です。まずは前半の立ち上がり、2-0と先行したゲームになったのですが、前半の最後に耐えきれず2失点を喫してしまいました。特に前半最後、締めないといけない部分での失点で、正直選手はそこで落ちた部分もありました。監督にもいわれましたが、まだ0-0、引き分けの状態、勝っても負けてもないといわれて、後半に臨みました。ただ、その後半に1点も獲れない。パワープレイもそうですし、チャンスがある中でも決めきれない。逆に北海道さんはしっかり決めて、チャンスをものにした。その差が出たゲームだったのかなと思います。プレーオフを目指していくうえで、この名古屋セントラルで連敗で帰るわけにはいかないので、今日の試合をまず反省し、同じことを繰り返さないように大分戦に向けて体調であったり、いい準備をして、連敗だけはしないように。勝って小田原セントラルに入れるようにしたいと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:逆転負け。そして、結果、スコアが開いてしまったゲームとなりました。前節の記者会見で「敵対心というのがうちの選手には足りないです。敵対心というのは、相手に対する敵対心だけではなく味方に対する敵対心もです。味方にも負けたくない。ミスも許されない」と話されていました。今節はそういったものが足りていなかったですか?

横澤:敵対心の部分では味方にも敵にも絶対負けないと成長している部分はあります。ただ、その勝負、戦いの駆け引きにおいて何が重要なのか、どこで力を発揮しないといけないのか、何が重要なのか、どこで力を抜いたほうがいいのかというのが経験の差であり、今日はそこが出てしまいました。

Pivo!:浦上選手個人としては前節浜松戦に続くゴールとなりました。先制ゴールのシュートシーンを振り返ってください。

浦上:僕は体ごと飛び込んで触っただけでしたが、あのセットプレイの形は監督がスカウティングをした中でああいう形を練習して、その形で獲れました。

Q:今日の対戦相手のゴレイロが昨シーズン湘南ベルマーレに在籍した三浦選手でした。実際に対戦してみてどうでしたか?

浦上:スタメンは三浦選手ではなく、鶴岡選手で、その替わる前に僕らは点を決めて、途中から三浦選手が入ってきました。結果として、三浦選手から点が獲れませんでした。相手も僕らのことを知っていて、僕らも彼のことを知っています。その中で、あまり認めたくはないですが、彼に勝てなかった、北海道に勝てなかったということにはなりますが、彼から点を獲れなかったことは周りから見たら、僕らが彼よりも劣っていたと見られてしまうと思います。ただ、そこはもう負けたくないので、同じことを繰り返さないように、次にまた彼が出てきたら、今度は逆に点を獲って倒したいなと思います。

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