デジタルピヴォ! プラス

無料記事[Fリーグ2016/2017第11節]エスポラーダ北海道・小野寺隆彦監督「ベストを尽くしながらもそういった部分、選手を伸ばすことも考えて進めていきたい」(2016/8/29)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第11節
湘南ベルマーレ 2-5 エスポラーダ北海道
2016年8月26日(金)  テバオーシャンアリーナ 観客数:323人
[得点経過]
1-0 03分57秒 湘南 21 浦上浩生
2-0 04分28秒 湘南 12 上原拓也
2-1 13分53秒 北海道 12 堀米将太
2-2 19分46秒 北海道 12 堀米将太
2-3 23分30秒 北海道  7 酒井遼太郎
2-4 29分55秒 北海道 15 室田翔伍
2-5 33分42秒 北海道  17 水上玄太

 

エスポラーダ北海道は名古屋戦セントラル1戦目は勝利をおさめる。
神選手の200試合達成を祝うかのようにチーム一丸となり、5ゴールと湘南ベルマーレを圧倒する試合結果となった。湘南ベルマーレは56、エスポラーダ北海道26というシュート数の差であった。
キャプテンの高山選手もコンディションは万全ではないのもありまだチームはこれからよくなっていくと思われる。カウンターの精度をこれからさらに上げていくことに期待したい。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

 


この試合はエスポラーダ北海道・神敬治選手のFリーグ200試合出場達成のメモリアルゲームとなった。

 


堀米将太選手が2ゴールの活躍で前半を同点で折り返す今シーズン3ゴール目、昨シーズンは5ゴール)。2ゴールともに酒井遼太郎→堀米将太選手という札幌大学ラインでゴールが生まれる。

 


今シーズン加入の酒井遼太郎選手が勝ち越しゴールを決める。これが決勝ゴールとなる。酒井選手はこの日、1ゴール2アシストの活躍。今シーズン6ゴール目となる。

 

 


室田翔伍選手が鮮やかなループシュートで追加点を決める。

 


エースの水上玄太選手がダメ押しの5ゴール目を決める。三浦選手からのスローをバックヘッドで決める(パワープレイ返し)。今シーズン10ゴール目となり、水上選手は得点ランキング1位となる(翌節で2ゴールを決め、12ゴールで名古屋セントラル2日終了後もタイで1位)。

 

以下は小野寺隆彦監督高山剛寛選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

小野寺隆彦監督
「好調湘南との対戦でしたのでチームとしてもビデオを見て対策してきた中でのゲームでした。やはりキーマンとなる選手がロドリゴ選手ですとか植松選手とポイントがあって、そういうところで止められたのはよかったかなと思います。ただ、相手の好調さがあったとおり、前半の最初のほうは押し込まれて失点もしてしまったということで非常に苦しみました。勝利のポイントは前半に追いついて、相手にアドバンテージを与えずに気持ちを切り替えることができたのがポイントなのかなと思っています。まだまだ不安定さがあるチームですけど、少しずつよくなっている手応えも感じているので、明日は浦安に、今シーズン、1回負けているのでしっかりその借りを返したいなと思います。ありがとうございました」

 

高山剛寛選手
「2点先行される厳しいゲームでしたが、チーム全員で逆転できたことに自信を持って、また明日、前回負けている浦安ですので、連敗しないように明日も強い気持ちを持って勝ちにいきたいと思います。ありがとうございました」

 

以下は質疑応答となる。

Q:ゴレイロを鶴岡選手から三浦選手に交代しました。試合の流れで替えること(2失点を喫しての交代)は選手としても難しさもあるのではと思います。いかがでしょうか?

小野寺:先発を決めて、ウォーミングアップして入るのですが、多少ウォ―ミングアップで鶴岡に固さを感じていました。鶴岡の出来が、直感的ではありますが、不安を感じていました。GK自身のメンタル面がどうかというよりも、三浦は乗っていけば試合に入るのも大丈夫だと思っていますので三浦であれば途中交代でも問題ないかなと思い、早めに決断をしてゲームの流れをなんとか戻したいと思いました。それが決して当たったというわけではないとは思いますが、結果論として2-2に持っていけました。よかったかなと思っています。

Pivo!:選手の入れ替えが今シーズン多く、ケガ人がその後に戻って来ていて、今戦いながらチームをつくっている段階なのかなという印象を受けています。チームの状況としてはいかがですか?

小野寺:1番最後に戻って来たのが高山ですし、まだまだだなという印象は受けますし、でも、大分ゲーム感が戻ってきて、チームとしても、機能しはじめている部分はあります。でも、やっぱり、今はもちろん若手にもチャンスがありますし、与えないといけないシーズンだと思っているので、今回も6番の内田、一瞬でしたけど、ピッチに立って何かを感じ取っていかないと未来はないというか、ベストを尽くしながらもそういった部分、選手を伸ばすことも考えて進めていきたいと僕は思っています。

高山:僕自身も5試合前くらいからメンバーに入れてもらっていますが、今監督がいったようにゲーム感であったり、まだスピード感についていけない部分があるのでちょっと出場機会は少ないですが、若手には負けてられないなという気持ちはあります。キャプテンという立場もありますし、チームを引っ張っていって、プレーオフを目指して頑張っていきたいなと思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ