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無料記事[Fリーグ2016/2017第11節]シュライカー大阪・木暮賢一郎監督「乗り越える自信もありますし、乗り換えないといけないです」(2016/8/30 )

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第11節
シュライカー大阪 4-2 アグレミーナ浜松
2016年8月26日(金) テバオーシャンアリーナ 観客数:345人
[得点経過]
1-0 01分39秒 大阪 5 アルトゥ―ル
2-0 04分45秒 大阪 10 ヴィニシウス
3-0 05分24秒 大阪 18 田村友貴
3-1 22分05秒 浜松 14 銀島壮志
3-2 29分25秒 浜松 19 山蔦一弘
4-2 32分57秒 大阪 12 小曽戸允哉

 


アルトゥ―ル選手に、

 


ヴィニシウス選手、

 


田村友貴選手とチームの中心選手がゴールを決め、前半の5分で3-0となるが、

 


その後、なかなか追加点を取れず、試合残り10分のタイミングで3-2と1点差に詰め寄られる。だが、小曽戸允哉選手の貴重な追加点で4-2となり、シュライカー大阪は名古屋セントラル初戦を勝利でおさめる。

 

「勝者のメンタリティというか、勝つためのゲームというものを少しずつ体現できるようになってきている」という佐藤キャプテンの言葉が印象的であった。
木暮監督はアグレミーナ浜松に対して「いつもいつも苦しいゲームにはなっているので、対策というよりはそういう相手なんだよとリスペクトを持って臨みました」と語り、「明日は府中との決勝戦というか、非常に重要なゲームだと思っていますので。モチベーションを2つ3つ上げて臨みたいなと思っています」と強い気持ちを吐露した。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は木暮賢一郎監督佐藤亮選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

木暮賢一郎監督
「まずは勝ち点3を取ることができてうれしく思っています。リーグのスケジュール的に自分たちにとっては少しアンフェアな状態であることは間違いないと思っています。そういうところをうまくコントロールしながら勝ち点3を取ることができればよかったかなという思いはありますが、試合のプランは常に変わるものだと思っていますのでプランを立てるにあたっての1番の目標・目的は勝ち点3を取るためにいくつかのプランがあると思っています。今日は勝ち点3を取ったということで今日は今日としっかり回復をして、明日の夜の7時のゲームになるべくいい形で選手が入れるよにコンディションだったり、モチベーションをつくっていきたいなというふうに思っています」

 

佐藤亮選手
「前後と後半で自分たちで展開が違うゲームにしてしまったかなという印象が残っています。後半の最初の相手に1点を獲られてところで相手に勢いに乗せてしまったというところも含めて、3-2になったところでは非常に苦しい状況ではあったのですが、まずはチームの総合力というところで、その時間ピッチに立っていた自分も含めて、出場機会が少ない選手、宮田選手だったりとかそういった選手が出てましたが、そういったところで課題が出てしまったかなというのが1つと、逆に流れが悪くなったところでまた1点を獲れて、勝ち切れたということはすごくポジティブに考えていましたし、ミーティングで監督からは優勝するチームの戦い方という話がありましたが、勝者のメンタリティというか、勝つためのゲームというものを少しずつ体現できるようになってきているのかなという実感があります。明日も試合ありますのでしっかり切り替えて、明日は違う大阪を見せられるように頑張りたいと思います 」

 

以下は質疑応答となる。

 

 

Q:宮田選手が今シーズン初出場となりました。評価をお願いします。

木暮:宮田に関してはピヴォの選手で練習からポテンシャルを見せてくれていますし、ここまでなかなかメンバーとして連れていく機会がなかったのですが、起用した意図は、チアゴ選手がイエローカード3枚を持っている状態でした。明日の府中戦で出場できないということは避けなければいけません。なので、試合を有利に進めることができれば、彼の出場する時間を少なくする。そのときにピヴォが必要になるというところであったりとか。結果ならなくてよかったですが、もしイエローカードをもらってしまったら、明日の試合は出場できないですし、そのときにピヴォが必要になるということで彼を連れてくることは決めていたのでそういう事態になって明日がデビュー戦になるよりはいろいろなことを想定して今日プレーすること、ここまでトレーニング含めて彼の姿勢だったりポテンシャル含めて総合的に連れてきて起用しました。

Q:後半ゴレイロ含めて5人替えた意図とうまくいった部分、いかなかった部分を聞かせてください。(ゴレイロは柿原選手にかわり冨金原選手が後半出場)

木暮:ゴレイロに関しては冨金原選手がケガをしていてその間に柿原選手も非常にいいプレイをしてくれていましたし、今日も前半ゼロで抑えてくれました。そこも同等の理由で使うタイミング、ゴレイロの競争も含めて非常にトレーニングで復調ぶりであったり、ケガの具合だったり、よくなったことも含めて前半の3-0というアトバンテージがあったことでそういう決断をしました。後半のスタートに関しても、決断をした理由に関しても、明日我々は今日1試合ゲームをこなした後、非常に重要なゲームが待っています。相手の府中に関しては今日はゲームをしていません。乗り越える自信もありますし、乗り換えないといけないですけども、ニュートラルな状態、フィジカル面で府中とイコールかといわれるとイコールではないのでそういう部分でのゲームでの進め方であったりというところで決断をしましたが、その結果苦しみましたが、プランというのはいくつかある中での、大事なのはプランをしっかり遂行して目的を達成することが1番大事だとは思いますが、すんなりいつもうまくいくわけではないと思います。ただ、目的を達成できたということで、悪いところを修正というよりは明日すぐに試合があるので今日のことは忘れて、府中との決勝戦というか、非常に重要なゲームだと思っていますので。モチベーションを2つ3つ上げて臨みたいなと思っています。

Pivo!:第2節、前回のアグレミーナ浜松戦は4-3と勝ちはしたものの、厳しいゲームとなりました。そこでの反省点含めてどのようなテーマで今日は試合に臨みましたか?

木暮:苦しんだのは事実です。今回の対戦、前回の対戦、昨シーズン含めて浜松というチームは順位以上のクオリティ―があると思っていますし、我々大阪としてはいつもいつも苦しいゲームにはなっているので、対策というよりはそういう相手なんだよとリスペクトを持って臨みました。ただ、勝ち負けという勝敗とゲームを分析したときにどうだったかというのは非常にフットサルというスポーツはいいプレーをしていたら勝つということでもないですし、判定勝ちもないです。少ないチャンスで勝つこともあれば、いいチャンスをつくったけれども、0-1で負けてしまうとかそういうことはあるので勝ち負けとゲーム内容は照らし合わせる必要があると思うので、苦しんだのは事実ですが、ゲーム内容に関しては多くのチャンスが前回も僕らのほうにあったと思っていますので、そういうところのフィニッシュを最初に僕らが奪うことができれば、少し有利に進めることができるということを体現できたのが前半だったと思います。後半に関しては僕らの出来うんぬんだけではなくて、僕らがリスペクトしている浜松のいい部分が出てきたというところでの追い上げというのもあったので、そんなに簡単に勝たせてくれる相手ではないかなというのは改めて感じていますが、スコア的にはこちらがイニシアティブを取ることができたかなと思います。

佐藤:前節はホームで非常に苦しい状況だったと思いますが、この試合に関しても、前半は3-0と非常に有利に試合は進められましたが、選手の中でも簡単に勝てるという意識はなかったので、試合に入る前からしっかり気を引き締めて入ろうという話はしていました。

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