[FIFAフットサルW杯コロンビア2016]ブラジル早期敗退の真相・決勝トーナメント1回戦総括(2016/9/24)
ブラジル代表のキャプテン、ファルカンは決勝トーナメント1回戦イラン戦でハットトリックを達成したが、チームはPK戦の末に敗れた。フットサル史上最大のスターはよくも悪くも影響力が大きい。
ブラジル代表アタッカー、バテリアにとって初めてのワールドカップは苦い思い出しか残らない。彼ら新しい世代の活躍が、王国の再建に欠かせない。
ファルカンがワールドカップから去った日、リカルジーニョは2得点を決めて、ポルトガルを準々決勝に導いた。
エジプトのアタッカー、モザが突破を試みる。エジプトが効果的な攻撃でイタリアを破り、準々決勝に進出した。
決勝トーナメント1回戦結果
ロシア 7-0 ベトナム
コロンビア 0-0(PK2-3)パラグアイ
ブラジル 4-4(PK2-3)イラン
スペイン 5-2 カザフスタン
ポルトガル 4-0 コスタリカ
アルゼンチン 1-0 ウクライナ
タイ 8-13 アゼルバイジャン
イタリア 3-4 エジプト
準々決勝の組み合わせ
パラグアイ対イラン
ロシア対スペイン
アルゼンチン対エジプト
アゼルバイジャン対ポルトガル
ブラジルは、絶対的な王国だった。今までの7大会で5回優勝。タイトルをとれなかった2000年は決勝でスペインに敗れ、2004年も準決勝でスペインに負けた。とはいえ、フットサルのワールドカップはブラジルとスペインの2か国がタイトルを独占しており、ブラジルは決勝、準決勝でスペインに負けていた。今回も2大国が順当に勝ち進めば、両者は準決勝で相まみえ、そのカードが“事実上の決勝”と呼ばれるだろうと予想されていた。
まとめ◆座間健司
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