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無料記事:RODA新横浜店・呉井瑞樹くん「新型MIZUNO MORELIA INは『ミズノ史上最薄設計』のフットサルシューズ、足裏感覚は抜群です!」(2016/9/30)

“軽量・最薄設計”の新型MIZUNO MORELIA IN(黒)と旧型(黄)を手に新型の先進性を説く呉井くん。

 

新型モレリアは旧型比で5g軽くなっただけだが、手に持った印象は驚くほど軽い。見た目の印象がそうさせるのだろうか。

 

ソール部の薄さが特徴的な新型モレリア。『mizuno史上最薄設計のソール』を搭載することで、前足部のミッドソールなしの設計を可能にし、ダイレクトな足裏感覚をサポートしている。前足部のミッドソールがなくてもかかと部のクッションを厚くすることで全体のクッション性をキープしている。

 

『mizuno史上最薄設計ソール』の目指すもの

1月にデビューした、BASARA 101 SALAを皮切りにフットサルシューズの軽量化を推し進めるミズノだが、そのコンセプトが市場で相当の手応えを得ているのだろう、カンガルーレザーを採用したトップモデル、モレリアの新型にも軽量化のみならず『mizuno史上最薄設計のソールを搭載』し、ダイレクトな足裏感覚をサポートしている。細部にどんな工夫を凝らしているのか見てみよう。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

mizuno MORELIA IN 詳細ページ
http://roda-store.jp/shopdetail/000000003102/

軽量化のためにシュータンも短くし、なおかつ薄くしている徹底ぶりだ。

 

フィット感を向上させるために、ひも通し穴の形状も変えている。

 

わずか5gの差なのにこの軽さは!?

Pivo! まず、モレリアの特色を。

呉井 特色は、薄い、軽いというところ。それが新型で特に加速しています。ミズノ自体が、薄くて軽い靴を目指そうっていうところがあるので、基本的にはバサラのコンセプトと一緒です。でも、バサラが人工皮革なのに対して、こっちはカンガルーなので、伸ばして履きたいという人に合わせて作られた点に、その違いがあります。バサラ(フットサルシューズ)は人工皮革、モレリアは前足部がカンガルーレザーです。

Pivo! モレリアの新旧モデルの重量を教えてください。

呉井 うちの計測で、旧型の235gに対して新型は230g(26.0cm、片足)。わずか5gしか違わないんですけど、持ってもらうと分かるんですけど、全く違うんですよね。

Pivo! あ、ほんとだ、えっ、こんなに違うの!? まるで別物みたいに新型は軽い。旧型も前足部にカンガルーを使っているのに。

呉井 そうなんです。コンセプトを変えただけで、ほぼ別の靴と考えてもいいくらいです。どこがどう違うかというと、普通の靴だと中にミッドソール、クッション材、入れてますよね、つま先のほうまで。旧型モレリアも入ってるじゃないですか、白いのが。でも、新しいモレリアはここ(土踏まず)まででストップして、つま先までは入ってないんですよ。

Pivo! え、それでクッション性は大丈夫なの?

呉井 クッション性は逆に、かかとの厚みがあるんで、しっかりカバーしてます。しかもバサラと同じ軽くて衝撃吸収性のあるクッション材を入れてるんで、しっかりクッション性も保ってます。

Pivo! 土踏まず部がねじれちゃうと足を痛めやすいのでは?

呉井 そうです。なので土踏まずの部分まではしっかり作られているわけです。土踏まずから先の部分はグニャグニャってなってて旧型とは比べ物になりません。つま先、足裏を使いやすい靴っていう狙いのもとに、徹底した作り込みがされています。軽くて、薄くて、足裏感があって、プレーしやすいシューズが新型モレリア、といっていいと思います。

黒の新色も発表

呉井 ただ、今の話だと、この部分だけ変えてますよ、みたいな感じの説明を僕はしてると思うんですけど、ここの部分もただ張り替えただけじゃなくて、この部分も変えてます。

Pivo! 具体的には?

呉井 パッと見、ここの、ひもを通す穴の部分、ハトメっていうんですけど、ここの皮が波打ってるの分かりますか?

Pivo! あ、ほんとだ。

呉井 こっち(旧型)はストレート。でもこっち(新型)は波打ってる。ここが波打ってると、より、足に合わせてぴったりとひもを締めやすいんですよ。アシックスのデスタッキとかも、同じ構造で作られてるんですよ。ここにちょっと黒い切れ目が入ってるじゃないですか。ここはベルトみたいな感じで、締めるとよりフィットしてくれますよと。強弱が出るんで。

Pivo! それがいい具合に足をキュッと締めてくれるわけね。

呉井 そうですね。あと、もう1個だけいうと、シュータン(べろ)の薄さも変わってます。

Pivo! へえー! 軽量化のためにそこまでやる。

呉井 さらに細かいところをいうと、足を入れる部分の人工皮革ですけど、足入れ感をよくするために、少し柔らかいものを使っています。ただ、ここが柔らかすぎると伸びちゃってグニャグニャしちゃうんで、ギリギリの薄さをキープしてます。

Pivo! 旧型のモレリアって黒があったっけ?

呉井 いえ、今まで黒はなかったんですけど、ユーザーのニーズに応えて黒も出したんですね。ビジュアル的にはこの新色が一番のポイントになります。

インドネシア製のメード イン ジャパン

呉井 ほかにも重大な変更点があるんです。もともと、サッカーのモレリアはメードインジャパンです。でも、フットサルシューズはメードインインドネシアなんですね。ただ、モレリアをずっと作っていたミズノの担当の方がインドネシアのほうに行って、工場で現地の人に日本と同じクオリティーを求めて基準とかステッチの製法とかを伝えることで、その部分の差というものを、限りなく埋めたんです。一足一足の完成度を高めているので、ほとんどメードインジャパンに近いものができているんです。今まではサッカーとフットサルのモレリアを履くと、違和感があるという声、多かったんですね。それを限りなく突き詰めていってるのがこの新しいフットサルシューズのモレリアなんです。

Pivo! 徹底的に軽くてしなやかなシューズ作りを突き詰めたのが新型モレリア。人気シューズの中にも足裏感を徹底して追求しているものがあるけど、それに限りなく近くなっている?

呉井 いえ、ぶっちゃけ、こっちのほうが柔らかいんで。足裏感は、はい。

Pivo! なるほど、新型モレリアは革新的なフットサルシューズといっていいかもしれない。ミズノファンじゃなくても履きたくなっちゃうね。

 

ないものを探すほうが難しいほどフットサルシューズを取り揃えたRODA新横浜店。

 

マネージャーの三浦さん(写真中央)と、ショップスタッフの皆さん。皆さん、接客には誠実さと笑顔で臨んでいる。

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