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[Fリーグ2016/2017第15節]ぺスカドーラ町田・森岡薫選手「ゴールの瞬間は何物にも替えがたい絶頂感です」(2016/10/25)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第15節
ぺスカドーラ町田 4-3 府中アスレティックFC
2016年10月22日(土) 町田市立総合体育館 観客数:1,279人
[得点経過]
1-0 08分01秒 町田 16 篠崎隆樹
2-0 23分26秒 町田 10 森岡薫
2-1 26分08秒 府中 25 完山徹一
3-1 29分08秒 町田 10 森岡薫
3-2 30分45秒 府中 8 上福元俊哉
3-3 31分21秒 府中 13 渡邉知晃
4-3 38分27秒 町田 10 森岡薫

 

 

 

東京ダービーは1-0で折り返した。後半早々に追加点を決めたのは森岡薫選手。
このゴールがホームでは初ゴールとなった。

 

 

 

 

 

試合を決めたのは森岡薫選手の決勝ゴール。この試合ハットトリックを達成した。
今シーズン6ゴール目。得点ランキングは23位となった。

Pivo!:ホーム初ゴールでした。

森岡:本調子でない時期が続いて、ケガに悩まされ、ホームでなかなか本来の姿を見せられなかったのは心残りでした。早く調子を上げて、普段の自分のプレイができるように迷走しながらやっていましたが、こういった試合ができたのはよかったと思いますし、自分自身はやっとリーグのスタートラインに立てたのかなと思います。少しは前向きになれるかなと思います。完全にこれで100%とはいいたくないですが、プラスなことだと思います。

Pivo!:アウェイアグレミーナ浜松戦で初ゴールを7月末に決めました。ホームでのゴールは格別ですか?

森岡:誰でもホームで決めるのは特別なものであると思います。誰が相手ということではないですが、今日は因縁の対決ということでみなさん盛り上げてくれていました。そういう対決で貢献できて素直にうれしいです。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

 

 

森岡薫選手のペスカドーラ町田でのデビューは第7節アグレミーナ浜松戦。
そのときはピッチに入った17秒後にアシストを決め、試合が終わってみると1ゴール2アシストの活躍(決めたのは金山選手・滝田選手)。
第8節フウガドールすみだ戦ではホームであったが、ホーム初ゴールはならず。
第9節シュライカー大阪戦では横江怜選手へアシストを記録。

 

 

その後、第12節・名古屋オーシャンズ戦(名古屋セントラル)では2ゴールを決め、古巣相手にテバオーシャンアリーナにて黄色のユニフォームを着ての初ゴールを見せた。
その試合後、森岡薫選手は「今後は負けることはないと思います」と自信を持って語った。その後の3試合、町田は3連勝(第14節はベンチ外)。結果的には有言実行となった。第13節・湘南ベルマーレ戦(小田原セントラル)では篠崎選手にアシスト(フリーキック)を決めた。
第15節である今節はハットトリック。ホーム初ゴール。決勝点となったが、「今誰が組んでもいいように練習している」と森岡薫選手は語った。
たしかに第14節のデウソン神戸戦に関して、金山友紀選手が4ゴールを決めたことももちろんすばらしいことではあるが、中断明けの2試合に関しては「誰が出ても同じクオリティーのフットサルを見せる」「ゴールを決める」というシンプルではあるが、大切なところを中断期間に詰めた中での結果といえそうである。

 

 

 

Q:中断期間でもう1度ケガをしてしまって、オールスターも出れませんでした。焦りや悔しさがたまっていましたね。

森岡:今日の決勝点もたまりすぎて点を決めた後もまた泣いちゃいそうでした。まだ試合は終わっていませんでしたが、このまま試合が終わってくれればという思いでした。今までに味わったことの世界でした。ケガを経験して、またケガをするという。中途半端に治してどこかが響いたわけではないです。それならまだ完成しないといけない部分があるけれど、しっかり治してプレイをしているうちに事故が起きてるのはつらかったです。

 

その泣いてしまったシーンとはこのシーン。アウェイ浜松戦で初ゴールを決めた直後であった。

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