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座間コラム:[FIFAフットサルW杯コロンビア2016]新世界王者アルゼンチンは真の大国となるか?(2016/11/9)

ロシアのディナモ モスクワからスペインのバルセロナに移籍したロシア代表のロムロ。

 

ワールドカップ後にイタリアのペスカーラからスペインのサンタ コロマに移籍したアルゼンチン代表マキシ レシア。世界王者の一員として、期待されチームに迎え入れられた。

 

アルゼンチンが3か国目の世界王者になってから約1か月がたつ。選手たちは、ワールドカップ後、すぐに日常の戦いがスタートし、思い出に浸る余裕はなかった。

10月1日に行われた決勝戦の翌日、僕はスペインに戻った。コロンビアの首都ボゴタからマドリードに向かう飛行機には、ロシア代表も乗っていた。僕の左斜め前にエデル リマが座り、横には第2監督のマジェスキーがいた。世界王座を目の前で逃した東欧の大国は、一夜で悔しさをきれいさっぱりと洗い流せたようだ。ロシアの面々は晴れ晴れとしていた。ディナモ モスクワからバルセロナへ移籍したロムロと話をすると、彼はモスクワに2日間滞在し、その後すぐにバルセロナに移動する予定だといっていた。飛行機がマドリードに到着したのは、3日だった。モスクワはマドリードからさらに5時間かかる。モスクワには2日間滞在し、バルセロナにやってきて、少しは体を休めるのだろうと勝手に思っていたが、6日に行われたカタルーニャ州カップ準決勝でロムロはバルセロナのユニフォームを着て、プレーしていた。ワールドカップの疲労を感じる暇なんてなかったに違いない。というよりも、新チームでいかに自分のポジションを勝ち取るかが、終わった大会よりも重要なのだ。

まとめ◆座間健司

https://blog.zamakenji.com

 

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