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無料記事[Fリーグ2016/2017第18節]湘南ベルマーレ・横澤直樹監督「このままいけば勝てる。負ける。という想像の世界ではなくて、現実で正確なプレーをすること」(2016/11/12)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第18節
湘南ベルマーレ 3-2 フウガドールすみだ
2016年11月6日(日) 南足柄市体育センター 観客数:1,487人
[得点経過]
1-0  04分32秒 湘南 8 刈込真人
2-0  12分38秒 湘南 4 大徳政博
2-1  25分42秒 すみだ 14 西谷良介
3-1  29分29秒 湘南 オウンゴール
3-2  31分52秒 すみだ 11 清水和也

 

 
先制ゴールを決めたのはこの日でFリーグ通算100試合を達成した刈込真人選手。

 


第13節 1⚫︎2 町田
第14節 2⚫︎3 府中
第15節 1△1 仙台
第16節 2⚫︎3 名古屋
第17節 1⚫︎4 町田

上記が湘南のゴレイロ、フィウーザ選手が加入してからの湘南ベルマーレの成績となる。加入後初めての勝ち点3を得た試合と今節はなった。

 

 

今節は第1クールのフウガドールすみだ戦と同様に2点をリードした。その中で後半、今節も反撃を受けることとなるが、最後まで追いつかれることなく念願の第2クール初めての勝ち点3を湘南ベルマーレは獲得することに成功する。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は横澤直樹監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

横澤直樹監督
「今日の試合は、第2クールで1度も勝てなかった状態で、どうにかベルマーレにかかわる全員が本当に欲しかった勝利でした。勝利を得るまでに精神的にもきつかったし、私自身ほっとしています。
選手は気持ちも強くもって試合に臨むことができました。昨日は練習はしませんでした。やはり今必要なのは決定機を決め切れないという心理的な部分、不安や精神的な部分にフォーカスをして、もう一度何が必要なのか。何が足りないのかを話し合って、決定機のときの心理、どうやったら決め切れるかというところにコミュニケーションを取り、きずなを深めました。そのミーティングの後にこういった気持ちの乗った状態で勝利できたことがよかったです。1点差での勝利というところを非常に評価したいと思います。10-0で勝つチームよりも、1点差で勝つチームのほうが精神的にも強い状況なので。
今日の勝利に関しては選手全員も褒めてあげたいと思います。ただ、選手みんな頑張りましたが、サポーターの方々ですね。昨日の夜、設営をしてくれて、その方々が僕らのプレーする場を作ってくれたおかげで、今日みんなで感動を体験できるという、そういう機会を得たので、全員でつかんだ勝利、そういった気持ちです」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:前節があまりよくない負け方をして、その後に試合後ミーティングをされたようです。前回(第1クール)のフウガドールすみだとの試合でも2点を先制しました。しかし、その後に逆転負けという形でした。ハーフタイムではどんな話をしましたか?

横澤:前半は効果的なプレイはできていたので、後半はそれを正確にやろうと話しました。勝利や負けを意識すると、プレーがブレてしまいます。ブレてからミスが生まれ、負けにつながります。そこを冷静に対応できる状況をつくることと正確に物事を体現するところを意識させました。それを最後までやれることができれば勝利できると思い信じようという話をしました。

Pivo!:フィウーザ選手が入り初めての勝ち点3。率直な気持ちを教えてください。

横澤:毎回よく止めてくれます。まだまだ足りないですが、練習を重ねる中で連携ができてきました。もっともっと時間が経過するとさらに連携ができると思います。今日はパワープレイに関しても、ディフェンスのやり方を理解しながら、自分はどこを守らないといけないのかというのをとても効果的にセービングしてくれたと思います。

Pivo!:フウガドールすみだ戦に限らず先に点を獲って逆転されるという試合をこれまでに経験していると思います。いろいろな状況が違うとは思いますが、今日は何が違いましたか?

横澤:本当に毎回ですが、サポーターの方が最高の雰囲気をつくってくれて、いい試合をするんですけど、勝ち切れない試合が多いです。正確さ。そこですね。心理的なところ、このままいくと勝てるんじゃないか。このままいくと負けてしまうのではないか。という意思が大きくて、その想像の世界ではなくて、現実で正確なプレーをすること。それが今日はできました。というところです。

 

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