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[Fリーグ2016/2017第19節]ぺスカドーラ町田・岡山孝介監督「武器を出させる前にプレスをかけて相手によい状態で持たせないことを念頭に置いてやりました」(2016/11/15)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第19節
ペスカドーラ町田 3-1 アグレミーナ浜松
2016年11月14日(月)  町田市立総合体育館 観客数:818人
[得点経過]
1-0 07分12秒 町田 10 森岡薫
2-0 10分31秒 町田 6  本田真琉虎洲
2-1 15分14秒 浜松 13 山元優典
3-1 31分09秒 町田 10 森岡薫

ぺスカドーラ町田(以下町田)は今節でアグレミーナ浜松(以下浜松)に3-1で快勝をし、ホーム8連勝目(全勝)をあげる。
(内訳は勝ち:ホーム8アウェイ2セントラル1、負け:セントラル2アウェイ5、引き分けはセントラル1)
前節はアウェイ・バルドラール浦安(以下浦安)に5-3の敗退を喫した中の今節。


前節・浦安戦は前半でキャプテンの金山友紀選手が負傷をする。金山選手は滝田選手が中心となるセットにも森岡選手が中心となるセットにも、どちらにも高いレベルで対応できる選手であり、ここぞというところでゴールを決めれることのできる替えのきかない選手であるが、今節は欠場となった。

 

 


前回のホーム戦・境川決戦では森谷優太選手が殊勲賞・ヒーローインタビューであった。

 


今節のヒーローインタビューは小野寺選手。顔面ブロックもあり、再三ピンチを救ったという理由で選出される。

 


今節はエース(本田真琉虎洲選手)の覚醒、決勝点がチームの勝利を呼び込む。

 

 

 

 


前回(第1クール)の浜松戦と同様に森岡薫選手の活躍もあり、チームは点を積み上げ、ゲームを優勢にした。前回は室田祐希選手と森岡薫選手は別セットであったが、今節はここ最近一緒にセットを組んでいる2人の連携からゴールが生まれた。前節も負けはしたものの、2人でたくさんチャンスをつくっていた。

 

岡山監督は記者会見で「我慢の試合になるとは思っていましたので、そこで選手たちは点が入らなくても切らさずに戦ってくれました。ベンチからもかなり声を出して、ピッチ内の選手を鼓舞してくれて、チームが1つになって戦えた印象ではないかなと思います」と勝因を語った。

「最近の浜松を見ていて府中とも対等に戦っていたので、かなり力をつけている印象でした。その相手にしっかり勝ててよかったと思います」とのことだが、ゲームプランとしては以下。
「ディフェンスから入ろうという話をしていました。田中智基選手からのパスであったり、山蔦選手のドリブルを抑えることと、そういう武器を出させる前にプレスをかけて相手によい状態で持たせないことを念頭に置いてやりました。そこに関してはある程度こなせたかなと思います。今日もチャンスはそこそこありましたが、なかなか取れないことがあるので、そうなったときにイライラしないで、落ち着いて、自分たちがシュートまで行けていることをある程度認めてプレイできれば、冷静にプレイできると思っていました」

前節浦安戦は試合の入りがよくなかったが、その修正点は以下。
「ゲームの入りはそこまで悪かったとは思いませんが、プレスの部分であったり、やられてはいないけれど、主導権を握られていました。今日は頭から全開で行けるように話をして選手たちはそのとおりやってくれたと思います」

 

次節はSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第20節、平日の東京ダービー。オールスターでタッグを組んだ監督同士の対決。
大田区総合体育館(フウガドールすみだホーム)
11/18(金)19:00 フウガドールすみだ(以下すみだ) vs. ペスカドーラ町田

第19節終了現在、フウガドールすみだは12勝2分け5敗・勝ち点38で3位。
ぺスカドーラ町田は11勝1分け7敗・勝ち点34で4位。

前回(第1クール)の対戦は3-2で町田の勝利であり、当時7試合無敗(1試合は引き分け)であったすみだから勝ち点3を奪った試合であった。
すみだとしては2連勝をし、波に乗りたいところであり、直接対決に勝つことで4位の町田を再び突き放したいところ。町田としては同じく2連勝をし、波に乗るとともに、勝ち点差を1に縮めるチャンスとなる。前回すみだは負けはしたものの、ボラ選手の2ゴールもあった。森岡選手のコンディションや連携は前回の対決よりも上がっている。次節はどのような展開となるのか注目したい。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は岡山孝介監督の個別インタビューとなる。

Pivo!:キャプテンの金山選手が不在というのはやはり大きかったですか?

岡山:それはもちろん大きいです。大きいですけど、いない選手のことでいい訳はいいたくないです。その代わり、ジャッピーニャ(本田真琉虎洲がコンディションが上がっているので、彼が活躍すれば問題ないと思っていますので、いないからどうというのは考えないようにしています。

 

 

 

Pivo!:副キャプテンである日根野谷選手が今節ゲームキャプテンとなりました。期待したところを教えてください。

岡山:練習でも人一倍声を出して、やれることは全部やろうという意識が強くみられたので、そういう部分を試合でも出してほしいなと思い、キャプテンに指名しました。

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