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無料記事[Fリーグ2016/2017第32節]シュライカー大阪・木暮賢一郎監督 「フットサルをやるきっかけをつくってくれたシュウさんにありがとうございますといいたいです」(2017/2/14)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第32節
ぺスカドーラ町田 5-2 シュライカー大阪
2017年2月12日(日) 町田市立総合体育館 観客数:2,181人
[得点経過]
0-1  11分22秒   大阪 5 アルトゥ―ル PK
1-1  16分00秒   町田 13 中井健介
2-1  19分09秒   町田 11 室田祐希
2-2  19分20秒     大阪 5 アルトゥ―ル 第2PK
3-2  27分27秒   町田 2 日根野谷建
4-2  33分25秒   町田 7 金山友紀
5-2  39分47秒   町田 10 森岡薫

 


前節にてリーグ1位が決まり、勝利でホームでセレモニーを開催したシュライカー大阪。


米村尚也選手・宮田樹選手を帯同させた今節。チアゴ選手・ヴィニシウス選手・永井義文選手をベンチ外に置いての試合であった。

 


大阪の今節のゴールはアルトゥ―ルのセットプレーでの2ゴールのみ。

 

木暮監督はプレーオフへ向けてのポジティブな面を強調した。
この試合が来月の決戦に向けてどのような意味を持つのか。大阪にとってプラスとなったか。それともメンバーを替えたとはいえ町田に勢いを持たらすことになるのかそこに関しては来月の結果次第といえるであろう。
しかし、スコアこそ3点差となったが、オフェンシブな選手を4人欠いた中で再認識したのは岡山監督も会見でいったとおり奥田選手や村上選手をはじめとして個々人の能力の高さ。
勝利から得られることもある中、結果勝ちを逃した大阪。その中でも光ったのは20歳の仁井選手の存在であった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は、木暮賢一郎監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

 

木暮賢一郎監督
「1番最初にこの場を通して1番伝えたいのはシュウさん、甲斐選手にお疲れ様と言いたいなと思っています。先ほどの引退セレモニーでもありましたが、僕はシュウさんがああいうふうにいってくれましたが、逆に言ったら、僕はシュウさんと出会わなければフットサルを本格的に目指そうとは思わなかったと思います。一緒にオフィシャルでプレーするということはなかったですけども、選抜(関東選抜・東京都選抜)ではありましたが、一緒に長くプレーする機会はお互いなかったです。シュウさんとの出会い。”フットサルやってみろ”というきっかけをつくってくれたのはシュウさんでした。僕のほうが年下で先に引退しましたが、改めてフットサル界全体としてもお疲れ様ということであると思いますが、個人としてもお疲れ様と、こうして自分がフットサルに関われていることに”ありがとうございます”と感謝の気持ちを伝えたいなと思います。
ゲームに関しては自分たちの進むべき到達地点というのはわたしたちは明確に持っていますから、今日の結果というよりは、どういうふうに来たるべき日に最高の状態をつくれるか。というところではいいところも悪いところも含めて自分たちの身になると思いますから決勝に備えた1つのゲームが自分らの力になるようにトレーニングへ反映させていきたいなと思います」

 

以下は質疑応答。

Pivo!:今日は前節に続いて「プレーオフで勝つために、加藤未渚実選手の代わりはいないですが、彼の役割をどうやって埋めるかという可能性であったり、フィジカル的にも戦術的にもレベルアップとファイナルの準備をする」という意味合いの試合であったと思います。内容やスコアも照らしつつ、その可能性に対する評価・収穫としてはどういうものでしたか?

木暮:プレー上のキャラクターとして、彼と同一の役割をこなす選手は大阪だけでなくて、今の日本のフットサル界において日本人にはいないと思っています。それくらいのポテンシャルであったりプレーを今シーズンは見せてくれていました。大阪だけの問題だけではないというくらいの悲しいことだと思っていますが、そうはいっていられないので、違う形での解決策であったり、オプションだったり、違う意味での効果・メリットを出していく作業に関しては、今日がゴールではないので今日のプレーであったり、トレーニングでのプレーが大事です。対戦相手がどこになるかもわかりませんからそういう意味では幾つかのオプションというのは当然持っています。今日の試合で大事なのはプレーリズムであったり、プレー感というのをプレーオフに進出しているチームを相手に、何人かの選手を長い期間起用できたということが1番であったと思います。もちろんエラーもありましたし、ポジティブな要素もあったと思います。スコアは2-5でしたが、勝負でいえば、戦略的な優位性を保っていた時間帯は長いのかなというありましたが、少しの部分で、向こうにスコアが先に動いてしまったことが課題ですが、それでも、今日の敗戦を悲観することは全くもってないので。大事なことはポジティブなこと。課題はというのをチームでも、個人レベルでもクリアして、来るべき日に備えるということがすべてかなと思います。

Q:今日は町田のほうが押していたように感じたのですが監督としてはそういう印象はなかったということですか?

木暮:その答えでいうとチアゴ、ヴィニシウス、永井、加藤と、加藤はケガですけども、4人のオフェンシブな選手が来ていません。僕がポジティブにといったのは決して勝つことはできなかったですけども、普段やらないセットごとの相手に対する対策であったり、オフェンスがうまくいかないのはキャラクターを考えても、ピヴォの選手がいないですし、フィクソ3枚という時間帯も構成上もありましたので。構成上そういうこともありながら何が必要か勝つための作戦を選手が実際実行できたか。長所と突くべき相手の弱点を加味したうえでグループ上うまくできたのかなと。押される。押されないという意味ではキャラクターの構成上難しいことは覚悟していましたし、それは選手にも伝えました。大事なことはフットサルは名前ではプレーできません。誰がいるから誰がいないから有利不利ということではなくて大阪がどういうプレーをするかが大事です。それは日本代表と一緒で、ここに来たメンバーが一番だと思っていますし、勝つために何が必要かというところを考えてプレーするのが大事なので。リーグ戦積み上げて来た・勝ち点・得点をたくさん奪った本来の姿と違うのは自然かなと思います。

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