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[東京都1部リーグ最終節]優勝を決めた町田アスピランチ・小川亮監督「選手たちが、きれいさとかを二の次にしながら、勝ち点3をどうやって取れるかを考えて戦ってくれた結果です」(2017/2/15)

東京都1部リーグ初優勝を決めたペスカドーラ町田アスピランチ。

 

気持ちの入った戦いを見せた美少年倶楽部だったがこの敗戦でリーグ4位に転落した。

 

SuperSports XEBIO 東京都フッツサル1部リーグ2016 最終節
ASV ペスカドーラ町田アスピランチ 5-2 美少年倶楽部
2017年1月9日(月・祝) 小金井市総合体育館
[得点経過]
0-1 1分 美少年 12 花田健汰
1-1 5分 ペスカドーラ オウンゴール
2-1 16分 ペスカドーラ 9 漆原玲
2-2 22分 美少年 7 大高大介
3-2 28分 ペスカドーラ 22 黒沢雄太
4-2 38分 ペスカドーラ 19 中村充
5-2 39分 ペスカドーラ 13 伊藤圭汰

 

SuperSports XEBIO 東京都フットサルリーグ2016 1部 最終順位表

 

悲願の関東へ3勝が絶対条件

Fリーグ・ASVペスカドーラ町田の下部組織、ASVペスカドーラ町田アスピランチが1月9日、リーグ最終節で食い下がる3位・美少年倶楽部を振り切って勝利し初のリーグ優勝を決めた。これで、悲願の関東リーグ2部昇格を目指して、同2部参入戦・入れ替え戦の出場権を獲得したアスピランチは、1月22日に順天堂大学GAZIL/JFC(千葉県リーグ1位)を5-1で、BFC/KOWA(群馬県リーグ1位)を4-3で撃破。残すは2月19日の関東リーグ2部・12位のフュンフシュピーラー山梨との参入戦のみとなった。まずは初優勝を決めた都リーグ1部最終戦を小川亮監督のインタビューで振り返ろう。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

先制点を決めた美少年の12花田。左はゴレイロの1渡辺。かつてペスカドーラ町田でFリーグに出場、あのリカルジーニョと戦った経験もあるだけに彼にとっては古巣対決でもあった。

 

花田のゴールで口火を切った美少年だったが渡辺のオウンゴールで同点にしてしまう。仲間のバックパスを受ける際にほんの一瞬目線を切ったばかりに失点につながってしまった。

 

前半16分、アスピランチ9漆原が最初の逆転ゴールをたたき込む。

 

負けじと美少年は7大高が2-2とする同点ゴールを決める。

 

向こうもプライドをかなぐり捨てて勝ちに来た

Pivo! 優勝を決めるにふさわしい厳しい試合だった。

小川 ホントそうっすね。ま、勝ててよかったっていうのが本音です。

Pivo! 前評判ではトップのアスピランチを脅かすのは美少年だけといわれていたが、そのとおりになった。

小川 そうっすね。向こうもプライドかなぐり捨てて勝ちに来てましたし、やっぱそれをまともに受ける形になって最初やられちゃったんで。そういう意味ではまだまだあれですけど、ただ、ホントに次につながる戦い方というか、勝ちにこだわって。どちらかというといつもは、しっかりパス回して、崩してっていうのが本来の形だとは思うんですけど、今日は一番勝てる方法というか、そういうものを選手も僕もしっかり探しながら、そういうのをしっかりできたんで。それはすごくよかったのかなぁとは思います。

Pivo! このガチンコの試合に勝ったことは特別な意味があると。

小川 そうですね。ホントに、フットサルというよりは向こうもボンボン蹴ってきて、事故があったりとか、ストロングポイントを前面に出してきたので、そういう相手もこの先参入戦とかに行ったら多分あると思いますし。そういう意味ではそういう相手にもやられながらですけど焦れずに自分たちの形まで持っていけて、逆転まで行けたので、そういう意味では我慢強さもすごくついてきたと思うし。自力のところも少しずつついてきてるんじゃないかなとは思いますけど。

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