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無料記事[Fリーグ2016/2017第33節]エスポラーダ北海道・小野寺隆彦監督「Fリーグを北から盛り上げることを忘れていません。お時間あるときは北海道に来てください」(2017/2/20)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第33節
フウガドールすみだ 2-0 エスポラーダ北海道
2017年2月17日(金) 墨田区総合体育館 観客数:1,151人
[得点経過]
1-0 02分31秒 すみだ 8 太見寿人
2-0 12分43秒 すみだ 9 田村佳翔

 

 


29分北海道は宮原がすみだ・田村の決定機を阻止したため、レッドカードとなり、北海道はピンチを迎えるが、2分間スコアは動かず。ピンチをしのぐ。

 


33分すみだは5ファウル。37分に北海道は酒井がファウルを受け、第2PKを獲得するも、清家のナイスセーブに阻まれる。

 

 

 


 「プレスを回避して裏を狙っていくんだとか狙いに関してはある程度いけたのではないかなと思いますし、個の勝負としても左サイドで堀米であったりとか、水上が前でポイントになったりと起点になる動きもできたのでイメージとしては本当に悪くなかったと思いますが、精度のところで1歩及ばなかったという試合だと思います」とすみだに負けはしたものの、「今日の試合に関しては非常にファイトを見せてくれた」と手応えも感じた小野寺監督。 

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は小野寺隆彦監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

小野寺隆彦監督
「まず、今日はすみだの最終戦ということで、非常にお客さんが多く、こういった環境で試合ができたことにうれしく思います。北海道もお客さんが本当に入るホームアリーナですけども、今日のすみだの環境もすばらしいなと思い、また、太見選手のセレモニーということもありながら、こういうところで試合ができて、本来は勝ちたかったなという思いが強いです。
今シーズンは数多くの負けゲームを経験してきました。負けて納得いく試合なんて1試合もないですが、今日の試合に関しては非常にファイトを見せてくれたかなと思っています。1失点目は不運といいますか、太見選手が持っているといいますか、入ってしまい、2失点目も納得がいかないところですけれども、あとのゲーム展開として非常に押し込んで、今シーズンを象徴するかのような、あと1点・あと1歩が足りないというような試合をやり続けてしまったなというゲームでした。
ただ、内容としてはフウガさんを少し困らせるぐらいのゲーム展開は演じることができたのではないかなと思っていますし、数本ポストに当たっていたり、第2PKであったりと、チャンスをしっかりものにできれば勝ち点を取れるゲームと思うと非常に悔しいなという思いでいっぱいですが、選手たちは最後の試合で、最後までやりきってくれたのではないかなと思います。今シーズン、Fリーグは終わりましたが全日本選手権が残っています。まだ引退するとかしないとかはまだ選手には聞いていないですけども、フットサルというものはこれからもずっと続くスポーツですし、選手たちには本当に頑張ってもらいたいなと思います。僕自身もこれからもずっと頑張っていきたいなという思い。もう1回頑張らないとなと思う今日のゲームでした。また気持ちを改めて次の全日本に向けて頑張りたいと思います。ありがとうございました」

 

以下は質疑応答となる。

Q:今日の試合はすみだが太見選手を長く使ってくることを予想していたと思いますが、そこへの対策について?

小野寺:ピヴォに入れさせないように。どの位置でどこを切るかという戦略はチームで練っていましたが、きれいなシュートではなかったですが、1発目で太見君に当たって入ってしまったりとか、そういうピヴォに入ってターンというものは防げたものの、そういうところで入れられて、相手に主導権を握られて悔しいなと思いますが、全体的に、前回のアウェイでの対戦のときにボラ選手にきれいに振り向かれて決められてしまったりとか、そういうことは起きなかったのでチームとしては成長している部分、警戒できた部分はしっかり受け止めていきたいなと思います。

Q:今シーズンの総括について。

小野寺:今シーズンを振り返ると、無駄な失点というとキーパーが可哀想ですが、止めれるところで止めれなかったり、決めれるところで決めれなかったりということが1つ。また、若い選手、経験不足の中でピッチに立っている選手もいましたので、そういう中では、不安定な要素が強かったというのが反省になるのかなと思いますが、今シーズンの悔しさをバネにすれば必ず来シーズンはもう少しいい戦いができるのではないかなと信じています。

Pivo!:前回のすみだ戦に関してはすみだはシンプルに裏を警戒していた中、北海道はクロスカウンターを狙っていました。今シーズン2回勝てていない相手に対して戦力的にチャレンジした部分はありましたか(今節の結果により北海道は今シーズン、すみだに3戦全敗)? また、すみだとは全日本フットサル選手権1次ラウンドで同グループ(グループD・大阪会場)に組まれています(ただし、2月24日から行われるプレーオフで1位か2位になるとシードチームになるため1次ラウンドは免除となる)。
そこですみだを倒し、勝ち上がるために今日の試合をどう生かしていきますか?

小野寺:今日の試合のような展開であれば、僕らにも可能性はあると思います。相手の対策としてはホームゲームですし、前からプレスでかけてくる戦力で来るだろうなと思っていましたので、シンプルにワンツーですとか裏に抜けてというところを目指そうと思っていたので、あまりカウンター重視というよりは、プレスを回避して裏を狙っていくんだとか狙いに関してはある程度いけたのではないかなと思いますし、個の勝負としても左サイドで堀米であったりとか、水上が前でポイントになったりと起点になる動きもできたのでイメージとしては本当に悪くなかったと思いますが、精度のところで1歩及ばなかったという試合だと思います。全日本に関してはどういう戦いになるかはわかりませんが、お互いに2勝同士であれば最終日に勝ったほうが勝ち上がれる状況だと思いますので、ひょっとしたら、引いて守ってくることも想像できますし、そこに関しては想像でしかないですけど、120%分がないので、100%できることをやり切って勝利を目指したいなと思います。

 

 

 


「今日の試合のような展開であれば、僕らにも可能性はあると思います」と小野寺監督は迷いなく、自信を持って発言した。

 

小野寺監督はホームページで以下のようにこの試合を振り返った。
「当試合をもって、2016/2017シーズンのFリーグ全日程が終了いたしました。試合は0-2と完封負けとなってしまいましたが、敵地で内容は決して悪くなかったと感じておりますし、選手達は全力を尽くし戦ってくれました。 ただ、私達は内容が充実したとしても、結果を出さなければいけません。この試合を含め今シーズンの敗戦を受け止め、今後に向けて気持ちを切り替えたいと思います。
そして、今シーズンもたくさんの応援をいただけましたこと心より感謝申し上げます。ホームゲームはもちろんのこと、全国各地で応援してくださったサポーター、ファンの皆様は間違いなく日本一の”応援団”と言っても過言ではありません。その応援や期待に応えられないシーズンであったことが何よりも悔しい想いです。3月に行われる全日本選手権までチーム一丸となって戦ってまいりますので、選手の背中を押していただけますと幸いです。引き続きエスポラーダ北海道を宜しくお願い致します」

プレーオフの結果によるので、すみだにリベンジをする機会は1次ラウンドではなくなる可能性もあるが、どのチームが来ても、リーグの雪辱を北海道は全日本フットサル選手権で果たすことを目指す。

記者会見に戻る。

Q:今後に向けての意気込み。

小野寺:僕、フットサル大好きなんで、これからも一生懸命フットサルに向き合いながら頑張っていきたいですし、Fリーグを北から盛り上げることを忘れないで皆さん1度僕らの北海道のホームゲームを観にきていただいて、たくさんお客さんが来てくださるので、お時間あるときは北海道に来てください。今シーズンもたくさんお世話になりましてありがとうございました!

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