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[ピヴォチャン2017全国大会決勝トーナメント・準々決勝]物静かな鋭い闘将は、借りぐらしの愛弟子に何を望む。ロンドリーナは未来へ進み続ける(2017/5/22)

ベンチから離れネットに手をかけるのが横澤スタイル。目まぐるしく変わる戦況と未来を鋭い眼光で見つめていた。

 

■大会名:『全国の精鋭よ、高い舞台へ這い上がれ!! DUELO Pivo! Champion’s Cup 2017』全国大会 決勝トーナメント
準々決勝・第4試合 コロナFC/権田 2-1 P.S.T.C.LONDRINA
■開催日:2017年5月4日(木・祝) ■会場:FFC東川口

 

波乱のFグループを勝ち上がったコロナFCをどう攻略するか。混とんのAグループを制したロンドリーナ指揮官は静かに伝える。

 

運を手にした両者は未来を見る

ロンドリーナは未来を見ていた。「いつでもいいの? じゃあ優勝した後にしよう」。早朝に会場入りしたばかりの横澤直樹監督は、コメントの時間調整のお願いに対し笑顔で約束してくれた。優勝は3試合後に待っている。その言葉は、未来にある優勝を目指す意気込みとして、この日最初のコメントとなった。

コロナFCも未来を見ていた。先に行われた準々決勝第2試合、FCmmとジャイアンが戦っているゴール裏を彼らはウォームアップの場として選んだ。体を動かし熱を蓄えるとともに、ライバルたちの戦いを目にし闘志も蓄える。未来に戦う準決勝の相手を一部始終見届け、ゆっくりとコートに入った。

コート上に立つ10人の選手は、前日に勝利を引き寄せていた。

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