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[湘南ベルマーレ新体制]奥村敬人が8年ぶりに監督復帰。「悔しくて泣いた日もいっぱいあった。今年こそ水谷社長を男にします!」(2017/5/26)

湘南ベルマーレフットサルクラブ2017/2018の選手、フロント、スタッフの顔ぶれ。前列中央が水谷社長、その右へ、奥村監督、阿久津テクニカルダイレクター、上村充哉キャプテン、内村俊太選手。

 

内村俊太選手、2年半前の
不祥事から選手として復帰

湘南ベルマーレフットサルクラブは4月28日、2017/2018シーズンの体制を発表した。監督人事については昨季までの3シーズンで結果を残せなかったことから横澤直樹監督を更迭し、奥村敬人コーチを監督に昇格させた。奥村監督は8季ぶりの監督復帰となった(2009/2010の1シーズン就任)。横澤前監督はアナリストプレーヤー(選手兼分析コーチ)に就任した。またサテライトチーム、P.S.T.C.LONDRINAの伊久間洋輔監督は留任となった。この結果、横澤・奥村・伊久間3氏によるトロイカ体制は4季目を迎えることになったが、スタッフの顔ぶれを代えなかった理由について水谷社長は、「順位としての結果は出ていないが、内容としては徐々に進歩している」との評価に基づいている。なお、会見の中で世間を騒がせた不祥事から2年半ぶりとなる内村俊太選手の復帰が明らかにされた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▪️新体制発表記者会見

水谷尚人 株式会社湘南ベルマーレ代表取締役社長
内村俊太を改めて選手登録することができた

「3つほどお話をさせていただきます。1つは、トロイカ体制をとって4年目になります。3年間、順位としての結果は出ていないですが、内容としては徐々に進歩していると感じてますので、それをさらに進化させるべく奥村敬人に監督をやってもらって、アナリストプレーヤーに横澤直樹ということで、一歩一歩前進していきたいと思っています。
もう1つは、内村俊太、彼を今年改めて(選手)登録することができました。これは地域の皆様の温かい支えと激励とがあって、リスクマネージメント委員会という第三者の委員会をつくっていただき、そこで3か月に1回くらい、面談していただいたりレポートを出して、その中で判断いただいて今回このような運びになったことをうれしく思っていますが、これからが最も大切な時期だと思っています。本人ももちろんですが、我々クラブとしてもここで力が試される、姿勢が試されると思っていますので、礼儀を正してしっかり取り組んでいきたいと思います。
最後にもう1つ、今日一緒に並んでますけども、今年も久光重貴と一緒にプレーをできることに大きな喜びを感じています。彼のフットサル以外での活動をもっと支援していきたいですし、皆様にもしていただいて、そのことが我々の力と価値をより上げことになると思いますので、その辺のこともしっかり取り組んでいきたいところと考えています」

 

奥村敬人湘南ベルマーレフットサルクラブ監督
どうしたら勝てるんだろうと常に葛藤だった

(残り 3464文字/全文: 4656文字)

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