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[Fリーグプレシーズンマッチ]新入団選手全員をアタッカーにした理由とは?(大阪・木暮賢一郎監督)(2017/5/29)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018  プレシーズンマッチ
ASVぺスカドーラ町田 4-5 シュライカー大阪
2017年5月28日(日) 町田市立総合体育館 観客数:633人
[得点経過]
1-0 00分53秒  町田 10 中井健介
2-0 04分46秒  町田  7 金山友紀
2-1 08分51秒  大阪 12 小曽戸允哉
2-2 19分25秒  大阪 11 チアゴ
3-2 21分26秒  町田 11 室田祐希
3-3 24分54秒  大阪 11 チアゴ
3-4 29分57秒  大阪 12 小曽戸允哉
4-4 34分36秒  町田 99 森岡薫 第2PK
4-5 38分54秒  大阪 11 チアゴ

 

プレシーズンマッチで互いにチームを構築している段階とはいえ、白熱したシーソーゲームをリーグ開幕前に演じた両チームであった。追う立場から追われる立場になったシュライカー大阪であるが、今シーズンはどのようなチームを構築していくのか質疑応答よりかいま見ることができた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は木暮賢一郎監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

木暮賢一郎監督
「まずはシーズン前にプレマッチということで招待してくれた町田さんに感謝をしたいなと思います。開幕前にというのは大阪という土地柄なかなかできないですし、準備という意味で本当に貴重なありがたい機会をいただきました」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:相井選手・芝野選手・堀米選手とポテンシャルの非常に高い選手が今シーズン、シュライカー大阪に入団しました。今回の補強の意図と3選手に期待することについて教えてください。

木暮:ポテンシャルの高い3選手を獲得することができてクラブと大阪でプレーをしたいという3人の意思を含めて感謝したいですし、いい補強ができたなと思っています。狙いとしては昨シーズン、チームは優勝しましたが、昨シーズンより前から大阪のスタイルとして攻撃力が高いというのは皆さんご存知のとおりです。リーグで1番得点を獲っているチームですから、どのチームも大阪のオフェンスをどう止めるか。攻略するか。チャンピオンになったことも含めて我々は昨シーズンを上回ったものを見せることが必要だと思っています。もともと持っているものを相手が止めるのであれば、大阪はさらにそれを越えるオフェンス能力を求めて行きます。それが狙いで、その結果、新入団選手全員がアタッカーになりました。それと当然、AFCもありますので日本人選手の補強も当然必要とされます。その2つプラス、大きな目標を成し遂げたグループとして、1番恐れているのはマンネリというか、ある種、達成したことから来る満足感からの緩みというのは出る可能性は想定していますから、チーム内で新しい目標に向けて競争していく。それが3つの目の狙いです。個々に関していうと、それぞれのクラブで彼らが見せてきたスタイルというのがありますし、そういったものもまずは失わずにもともと各クラブで示していたプレースタイルであったり、形というのを大阪に来て消してもらう必要はないですから、彼らが持っている特徴を生かしながら、大阪のスタイルに融合しながら、よりよいプレーができることを求めています。

Pivo!:昨シーズン、村上選手・奥田選手とフィクソの選手が2人引退しました。今回フィクソは入れずに全員アタッカーというのはもともといるフィクソの選手への絶大な信頼から来るものですか?

(残り 1598文字/全文: 2995文字)

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