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[DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンス]強かった浦安が復活していく始まりの1年になる(浦安・高橋健介監督)(2017/6/3)

バルドラール浦安の高橋健介新監督(35歳)。“強い浦安復活”へ期待大だ。

 

2季連続リーグ3位でプレーオフ進出の実績を持つ“強豪”
2012/2013シーズン リーグ4位でプレーオフ進出ならず(岡山孝介監督)
(Fリーグプレーオフ制度施行初年度)
2013/2014シーズン リーグ3位で初のプレーオフ進出を果たす(岡山孝介監督)
2014/2015シーズン リーグ3位で連続プレーオフ進出(米川正夫監督)
2015/2016シーズン リーグ8位でプレーオフ進出ならず(米川正夫監督)
2016/2017シーズン リーグ6位でプレーオフ進出ならず(米川正夫監督)

以上がプレーオフにおけるバルドラール浦安の実績だ。
浦安はFリーグ開設初年度(2007/2008)と翌年度の2シーズン連続で、シト リベラ監督(スペイン人)指揮の元、名古屋オーシャンズに次いでリーグ2位という結果を残している(2008年は全日本選手権で優勝)。ただ、高橋新監督が目指す「強かった浦安」はそこまでさかのぼっていない。現実的には、日本人監督と日本人選手でリーグ3位に入り、プレーオフ進出を果たした2013/2014、2014/2015の2シーズンに肩を並べることだ。それが果たせれば「強かった浦安の復活」は可能だし、戦績(1分け2敗)はもちろんのこと、僕の印象では人気度(観客動員数)でも後じんを拝しているフウガドールすみだとの東京ダービーに決着をつける1年にもなる。そんなこんなでクラブの大きな期待を背に就任した新監督は、どんなフットサルを目指していくのだろうか。率直コメントに耳を傾けよう。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

Fリーグカンファレンスでチームのスローガン「浦安が強いと言うことは日本のフットサルが強くなると言うことだ2」を発表した。

 

攻守の一体化を選手に求めている

Pivo! コーチ就任初年度の昨シーズン、チームは6位とプレーオフ進出を逃す厳しいシーズンを過ごしたが、それを踏まえて監督はどんなフットサルで失地回復を図るのか。 

高橋 そうですね、今までやってきたことと、さらに新しくする部分も含めて、より深くこだわってこの2つを進化させるということですね。テーマは進化です。ですが今までやってきたことを捨てるってことはないですし、かといってそのままやるかっていってもそうではないということですね。はい。

Pivo! 具体的にはディフェンスありきということになるのか。

高橋 今はチームとしてしっかりハードワークするっていうことをテーマにしてやってます。そのハードワークというのはディフェンスだけではなくて、オフェンスとディフェンスの両方に求めてて。それを両方とも攻守を一体化させることを求めているので。ま、ディフェンスだけとかオフェンスだけとかという考え方を、そもそも持っていない。それ自体全部が一体になっているということを考えています。

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