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無料記事:3-0でなく、10-0に持っていくくらいに積み上げていくことが課題かなと思います。[Fリーグ第1節](大阪・木暮賢一郎監督)(2017/6/10)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第1節
シュライカー大阪 4-3 エスポラーダ北海道
2017年6月10日(土) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:1,562人
[得点経過]
1-0 03分33秒  大阪  11 チアゴ
2-0 06分05秒  大阪  14 相井忍
3-0 06分54秒  大阪  5 アルトゥ―ル
3-1 09分13秒  北海道 17 水上玄太
3-2 11分24秒  北海道 7 酒井遼太郎
4-2 18分44秒  大阪  11 チアゴ
4-3 19分28秒  北海道 7 酒井遼太郎

 

リーグのディフェンディングチャンピオンであるシュライカー大阪(以下大阪)の開幕戦は3-0と前半6:54の時点でエスポラーダ北海道(以下北海道)を突き放したものの、最終的には4-3と1点差まで詰め寄られ、昨シーズン同様に北海道のカウンター、粘り強さに苦戦を強いられる。
それでも、大阪は被パワープレーの時間帯も失点をせず、勝ち点3を手に入れ、幸先のよいスタートを切る。
なお、2017/2018年シーズンのFリーグ開幕を飾る第1号はチアゴが決めた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は木暮賢一郎監督新キャプテンのアルトゥ―ル選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

 

 

木暮賢一郎監督
「みなさんこんにちは。今シーズンもよろしくお願いします。どのチームであっても、どの大会であっても開幕戦というのは非常に難しいというのはこの世界では常だと思っていますので苦しい部分もありますが、一番大事な勝ち点3を獲って開幕戦を終えたということをポジティヴに受け止めて、長いシーズン、よりよいチームにし、勝ち続けるために修正をしていきたいなと思っています」

 


新キャプテンのアルトゥ―ル選手

「(日本語で)みなさんこんにちは。(以下木暮監督の通訳より)相手がどうというよりは開幕戦というのは非常に難しい中で勝ち点3を獲れたというのがよかったと思いますし、どんどんよくなるためにいいトレーニングをしていきたいなと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Q:3点獲ってからテンポが落ちたような印象を受けました。何か要因はありましたか?

木暮:去年から北海道とやるときはそうですが、前半10分で3-0だったり、4-0になったりして、そこは彼らのメンタル的な強さといいますか、3-0になってもあきらめずに、去年も終わってみたら6-5とかそういう試合展開でした。そこは彼らのこともリスペクトしますし、3-0になって相手がタイムアウト取ったときも僕からも選手同士でも去年の経験で、必ず北海道戦はこういう展開になっても苦しくなる。緩まずやろうと確認しました。ただ、そういう中でも同じような展開になってしまったのはもちろん自分たちの課題でもあると思います。逆にいうと去年も同じ話をしましたが、先に3-0になれるのは僕たちのメリットでもあります。パワープレーで相手にやられてしまうということもありますから、3-0でなく、10-0に持っていくくらいに積み上げていくことが課題かなと思います。

Q:新加入選手を積極的に起用をしていました。獲得の意図について。

木暮:新しい選手に関して自分の好みとリーグでの彼らのすばらしいプレーと今のチームがどういう選手が必要かそういうところを総合的にみて獲得に踏み切りました。

Q:好みとは。具体的には?

木暮:個の能力とオフェンシヴなタレント。AFCも含めてどういうポジション、どういうキャラクターの選手が必要なのか。オフェンシヴなタレントとしては時間を作れる選手・ピヴォがポイントになります。

Q:昨シーズンのリーグチャンピオンなのでよりスカウティングされるシーズンになると思いますが、今日の試合に関しても研究されていると感じましたか?

アルトゥ―ル:自分たちのプレーは別に悪かった印象はないです。至って自然なことであると思いますが、9年間はほかのチームは名古屋オーシャンズを研究して、勉強してきたと思います。自分たちは去年そういったものを凌駕してチャンピオンになりました。今度はシュライカー大阪が研究されると思います。なので去年のように8-1、9-1、そういったスコアを出し続けることは今シーズンは難しくなるかもしれません。ただ、それを越えないといけない。そのためには決めるべきところで決めること。そして、いいディフェンスをして失点数を減らしていくこと。そういったことが乗り越えるためには必要かなと思います。

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