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試合後に監督に“ありがとう”っていわれました 笑[Fリーグ第1節](名古屋・齋藤功一)(2017/6/18)

開幕戦終了直後にピッチでFリーグ報道官の加藤未央さんからヒーローインタビューを受ける斎藤功一選手(画像は、名古屋オーシャンズHPフォトギャラリー<http-/www.nagoyaoceans.com/news/gallery/27441.html>のスクリーンショットです)。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第1節
名古屋オーシャンズ 1-0 府中アスレティックFC
2017年6月11(日) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:2,018人 
[得点経過]
1-0 33分00秒 名古屋オーシャンズ 18 齋藤功一

 

“普段はふわふわしてます”

ドローでもおかしくない試合だった。両チーム、チャンスメークから決定的と思えるシュートを連発するが、名古屋の篠田龍馬、府中のクロモトと、2人のゴレイロがスーパーセーブでゴールを許さない。そんな中、齋藤功一(22歳)のゴールが王座奪還を目指す名古屋に貴重な勝利をもたらした。“普段はふわふわしてます”というが試合になるとスイッチが入る齋藤の気迫の一撃だった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

それが起こる直前、♯18齋藤はファーサイドにいた。決勝ゴールまでの経緯を画像で追った。

 

TVカメラの三脚に隠れてしまったが、右サイド深い位置から星がシュートを放った。

 

それをニアポストで♯96GKクロモトがブロックしたがボールはカウンターのケアにまわった齋藤との間にこぼれた。

 

すかさず詰める齋藤。♯21柴田も加わって3人でゴチャっとなったがボールは齋藤の前に。

 

1タッチでボールを動かした齋藤は左足を強振。シュートはクロモトとニアポストの間を突いてネットを揺らした。試合開始33分のことだった。

 

倒れたまま両手を突き上げる齋藤に、チャンスメークした♯5星キャプテンが駆け寄る。大歓声にかき消されたが2人とも何かを叫んでいた。

 

橋本や平田、GK篠田も駆けつけ手荒い祝福。結局これが決勝ゴールとなった。

 

以下は齋藤功一への他メディアとの囲みインタビュー。

パス探すんじゃなくて撃ち切ろうと思った

Q ゴールまでの流れを教えてほしい。右のキックインから平田がキープして、それを星にはたいて、で、それがポスト? クロモトかポストに当たって返ったところをキミがシュートを撃った?

齋藤 最初攻めてたんですけど、ちょっとディフェンスに切り替わるところで僕がエリアぐらいにいて、で、まあ、クロモト、あいまいなボールだったんで、僕はもう近かったんで寄せにいこうと思って。どっちかっていうとディフェンスに切り替えて、まず最初寄せてカウンター出ないようになるべく足を出したら、えと、多分僕の足に当たって、ちょうど目の前に転がってきて。最初ゴールに背を向けてたんですけど、ま、でも、あそこで、なんていうんですかね、1回止めてパス探すんじゃなくて、そうですね、撃ち切ろうと思ったんで、あそこでは。ま、そういう、なんていうんですかね、ゴールへの意識というか、結構自信を持って積極的なプレーを心がけてたんで、そこはそういう気持ちの面が出たのかなと思います。

Q 反転してくるっと向きを変えたところで、ワンタッチ目だったのね?

齋藤 そうっすね。こぼれて、中なめして、撃ったら入ったんです。ゴールとか見てなかったんですよ。

Pivo! それでクロモトとニアポストの間に入った?

齋藤 そうっすね。最初、あいまいだったからボール寄せたらうまく自分のところにこぼれてきて、展開せず撃ち切ろうと思ってたら入ってくれたって感じなんですけど。ちょっと泥臭かったです。

Q でも大事な試合で出たゴールだった、

齋藤 そうっすね。やっぱり、僕自信、去年悔しい思いもしたし、そういうところで(今季は)なるべくチームに貢献したいっていう気持ち強くて。ま、自信持って力強くプレーすることをすごい意識してるんで。あとは、シュート意識も、強いシュートをどんどん撃って、流れを持ってったりとか、そういう前への意識がやっぱ出てくれたのかなぁとは思うんですけど。まあ、ここから続けてかないと駄目なんで。どんどん練習からもやっていこうと思います。

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