デジタルピヴォ! プラス

無料記事:役者が違うんだよ! 府中・皆本晃が吠える![Fリーグ第6節](2017/7/10)

DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節
アグレミーナ浜松 2-3 府中アスレティックFC
2017年7月9日(日) 浦安市総合体育館 観客数:333人
[得点経過]
0-1 03分10秒 府中 13 渡邉知晃
0-2 18分14秒 府中 13 渡邉知晃
1-2 22分31秒 浜松 19 岡野健
2-2 28分17秒 浜松 11 中村友亮
2-3 34分34秒 府中 5 皆本晃

▼役者が違う世界のMINAMOTO

皆本晃が吠えた。前半、渡邉知晃の2得点で有利に進めながらも後半2失点。勢いを増す浜松は、なおも府中のゴールを脅かす。そんな中でのフリーキックだった。右足から放たれた軌跡はゴールに突き刺さる。おいしいところは持っていく。”世界のMINAMOTO”の名に恥じない役者ぶりを見せつけた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 佐藤功

 

谷本俊介監督

谷本 ひと言でいえば、非常にハードなゲームでした。それでも、苦しみながらしっかりとものにできたことはよかったと思います。連戦の中で常に100%でプレーするのはなかなか難しいもので、今日もケガで上福元(俊哉)を欠いたり、また試合の序盤で三井(健)をケガで欠くことになって人数的にも苦しい状況ではありました。けれども、主力選手がしっかりと取るべき点を取ってくれたことが勝因につながったと思います。

逆に、苦しくなってしまった展開のところで、もう少しゲームマネージメントといいますか、勝っている状況でのプレーを慎重にしなければいけなかった。1失点目はボール回しのところで失ってそこからのカウンター、2失点目は気をつけるべき点だった前鈍内 マティアス エルナン選手の1対1の突破にやられて奪われてしまった。苦しい状況になってしまったのは、そこを十分に抑えられなかったので仕方がないと思います。そういった部分をきっちり抑えて、いいゲーム運びをしていかなければ、優勝争いをしていくのは難しいと思います。

選手たちも勝った喜びよりも、課題や反省点を持っています。満足している選手は誰ひとりいないので、そこを大事にしていきながら成長をして、また対戦するときにはしっかりといいゲームができるように頑張っていければなと思います。

――今シーズンは、下位のチームがなかなか勝たせてくれない状況です。今回の浜松は、新加入の岡野(健)が早々にゴールを決めて、前鈍内のチャンスメイクから中村(友亮)に飛び込まれて失点をしました。手を焼いた部分はあったんじゃないですか?

谷本 中村友亮やマティアスは、チャンピオンチームで長い間プレーしていた選手ですし、岡野もリガーレ東京でいつも存在を出していた選手だったと思います。浜松が決して弱いチームではないことが十分証明されたんじゃないかと感じました。逆に、我々の方も新しく上がってきた花嶋(悠)や丸山(将輝)がいい仕事をしてくれていますし、選手たちがどんどん出てきてくれることで、Fリーグ全体がもっともっと強くなっていければいいと思います。

 

皆本晃キャプテン

皆本 ひと言でいえば厳しい試合でした。予想はしていましたが、前半に2点を取ってすごくいい展開にできてもう1点取ればゲームを決めていたと思いますけれども、決めきれず自分たちで難しい試合にしてしまったかなと思います。とはいえ、浜松はいいチームですので、簡単に勝てるとは誰も思ってはいません。それでもしっかり勝てたということは、今自分たちが取り組んでいる勝つためにしなきゃいけないことを大事な部分で仕事ができたとチームとして思っています。ただ、こういう試合を続けていてはいけないと思いますので、今日の試合をしっかりと教訓としてひとつひとつ改善をして、また次に進みたいと思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ