無料記事:伝統とジンクス、そしてもうひとつは? 北海道の浦安遠征2days[Fリーグ第6節](2017/7/10)
DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節
湘南ベルマーレ 4-1 エスポラーダ北海道
2017年7月9日(日) 浦安市総合体育館 観客数:341人
[得点経過]
0-1 09分49秒 北海道 17 水上玄太
1-1 25分51秒 湘南 15 鍛代元気
2-1 37分31秒 湘南 10 ロドリゴ
3-1 39分49秒 湘南 87 フィウーザ
4-1 39分57秒 湘南 6 植松昭都
▼伝統とジンクス、そしてもうひとつは?
アリーナ内に「ほっかいどー!」という女性の声が際立つ。指揮官自ら、特徴はカウンターと評するエスポラーダは、堅い守備で一瞬の隙を狙っていた。そしてキャプテン自らが評する、後半になぜか追い込まれてしまうジンクスが起きてしまう。サポーターたちの週末浦安遠征は1勝1敗。伝統とジンクス、そして前半に見せた戦いをひとつのきっかけとして北の大地へ戻った。
まとめ◆デジタルピヴォ! 佐藤功
小野寺隆彦監督
小野寺 今日はなんとしてでも、オーシャンカップのリベンジをしたいという強い気持ちで挑みました。内容としては先制をしたことで、自分たちのアドバンテージになってなんとか成立した。この、なんとかというところだと思います。
昨日から防戦の戦いが続いていて、シュートまでいけるのはカウンターしかなかった。もちろんそれがこのチームの特徴ではあるんですけれども、前半のようにボールポゼッションをしながら攻撃をできるようにならないといけない。そういった後半だったと思います。
パワープレーは、当然リスクを冒さなければいけませんが、水上(玄太)らしからぬシュートのミスや慌てて仕掛けてしまったり、安易なミスからの失点を非常に残念に思っています。ただ、こういうミスを繰り返して上達していくのかもしれませんので、これからも強くなっていきたいという気持ちです。次はホームで好調の府中との試合です。しっかり勝てるように頑張っていきたいと思います。
――走ることでも有名な北海道を上回る勢いで湘南がよく走って、得点を重ねました。戦った印象としてはどうですか?
小野寺 これまでとは違う、うまさに加えてスピード感もある。カウンターのスピードも速い。ただ、そこはもう少し潰せたのかなと思いますけれども。なるべく自分たちがいい状態でディフェンスをするテーマはできましたが、湘南はロドリゴ選手を始め個の強さがあるので警戒しなければいけない。ピヴォもパワーがありますから、湘南は強くなった印象です。
――三浦(拓)は頑張ったけど残念ですね。
小野寺 元古巣ですしね。途中まで、いいゲームはできたんじゃないかなと思います。
酒井遼太郎キャプテン
酒井 昨日勝った勢いに乗って2連勝を目指してやってきた中で、このサポーターの前で勝てなかったことはとても悔しく思います。選手たちの中でもすごく警戒していたロドリゴ選手の左足に結果やられてしまったことは、小幡(貴一)だけの責任ではなく、選手ひとりひとりが与えられた仕事、与えられた環境で全うすることが大事と感じています。
次のホームまでに課題である、なぜか後半に押し込まれてしまうというところを、運動量が落ちたというわけではないとは思うんですけど、改善をしながらホームでの勝利を目指していきたいと思います。