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[Fリーグスーパーゴール解説 連携編]北海道・カウンターからの3人の連携と、すみだ・4人のコンビネーション、どちらも鮮やか! (2017/7/11)

この日2点目となるゴールを決めサポーター席に向けガッツポーズするエスポラーダ北海道のキャプテン、♯7酒井遼太郎(25歳)。

 

▪️北海道  / 駿足・酒井を軸にしたカウンターからのチーム3点目

DUARIG Fリーグ2017/2018 第1節
シュライカー大阪 4-3 エスポラーダ北海道
2017年6月10日(土) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:1,562人
[クローズアップゴール]
4-3 19分28秒  北海道 7 酒井遼太郎

 

 

相手のミスを突いてマイボールにした酒井が猛然とカウンターを仕掛け、ピヴォの位置にいた♯13田辺にパス。酒井自身はすでに右サイドを駆け上がっている。

 

慌てて戻るシュライカー大阪の(左から)♯5アルトゥール、♯12小曽戸、♯27仁井。この状況でピヴォ当てを受けた田辺は迷うことなく♯10鈴木に落とす。

 

鈴木はボールを左へと押し出し、ディフェンスを揺さぶっておいて…

 

左足でセグンドへスルーパスを送る。この時点でボールウォッチャーになっていたチアゴは鈴木のパスを見送るしかなかった。

 

チアゴの背後を突いた酒井(動きが早くて左足しか撮れませんでした!)は♯1ゴレイロ冨金原が届かない絶妙な位置に刺さった鈴木のパスに反応。右足の背後を通す左足ダイレクトのワザありシュートを決めた。

 

スピード感満点のゴールを決めた酒井は倒れ込みながらガッツポーズ。攻撃的な大阪のフィクソ(アルトゥール)の裏を突くというチーム戦術を体現したゴールだった。

 

チームワークが生み出した2つのゴール

「個人技編」につづく「連携編」では、複数の選手が絡んだ文字どおり連携からのゴールをクローズアップした。最初は、「しっかり守ってカウンター」を今季のテーマにしている北海道の3点目。2つ目は実にフィールドプレーヤー4人全員が絡んで生み出したフウガドールすみだの8点目で、試合後に須賀監督に「最後に岡村が決めたゴールが今シーズン、自分がやりたいフットサルの真骨頂だと思っています」とまでいわせたゴールだ。個人技もいいが、個の持ち味が紡いだゴールも実に味わい深い。川さんの解説のもとに2つのゴールを写真中心で振り返ろう。

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