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僕のところで一発ガツンといくと後ろが楽になる。[Fリーグ第6節](浜松・岡野健)(2017/7/27)

アグレミーナ浜松♯19、岡野健。2013、2014年に湘南ベルマーレに在籍した経歴を持つ29歳は今季ここまですべての試合に出場している。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節
アグレミーナ浜松 2-3 府中アスレティックFC
2017年7月9日(日) 浦安市総合体育館 観客数:333人
[得点経過]

0-1 03分10秒 府中 13 渡邉知晃
0-2 18分14秒 府中 13 渡邉知晃
1-2 22分31秒 浜松 19 岡野健
2-2 28分17秒 浜松 11 中村友亮 
2-3 34分34秒 府中 5 皆本晃 

 

ブロックで仲間をフォローする岡野。チームプレーを優先する中で2けた得点を目指している。

 

反撃のチーム1点目のシーン。中央奥の前鈍内が♯6萩原にパス、萩原はゴール前に速い浮き球のパスを送った。

 

このボールを一度ゴール前から消えていた岡野がヘディングシュート。

 

萩原とハイタッチをかわすとベンチへ一目散に走った。

 

後半から組まれた得点力の高い中村、前鈍内、萩原、岡野のセットはこの6分後にも前鈍内のシュートのこぼれを中村が押し込む形でゴールを決めている。

 

第7節を終了した段階でチームは3勝4敗・勝ち点9で7位につけている。過去の成績からすれば上々の滑り出しだ。“(プレーオフ進出圏内の)5位に入るには51から54の勝ち点が必要。そのためには第1クール5勝2分け(4敗)、この成績を第3クールまでやって勝ち点51になる“という保田監督の計算をクリアできるか。ピヴォとして岡野のさらなる得点力が求められている。

 

Fへの2度目のチャレンジでレギュラーに定着

アグレミーナ浜松でチーム内競争を激化させている移籍組といえば、前鈍内 マティアス エルナン、中村友亮(ともに前名古屋オーシャンズ)、そして岡野健だ。湘南ベルマーレで一度Fを経験した後、古巣リガーレ東京(関東リーグ)に戻り、再びチャレンジ。今季は開幕節から第5節まで1stセットのメンバーとして先発。この第6節は2ndセットの一員としてピッチに立ちながら、2点をリードされると、後半頭から1stセットに組み込まれ、保田監督の狙いどおり後半開始2分後に反撃ののろしとなるゴールを決めている。チームにフィットしている証拠だろう。

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