デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグスーパーゴール解説 個人技編2]ロドリゴ(湘南)のドリブルシュート、ルイジーニョ(名古屋)のループシュート、どちらもブラジル人ならではの技に違いない! (2017/8/4)

ドリブルからのシュートを決めて左腕を突き上げるロドリゴ(26歳)。(この画像は湘南ベルマーレHPフォトギャラリーからのスクリーンショットです)

 

▪️ロドリゴ / これぞ個人技! 胸のすくドリブルシュート!!▪️

DUARIG Fリーグ2017/2018 第7節
湘南ベルマーレ 5-1 ペスカドーラ町田
2017年7月22日(土)  小田原アリーナ 
[クローズアップゴール]
2-0 11分15秒 湘南 10 ロドリゴ

https://twitter.com/sbfc_official/status/888642105223938048

 

それではドリブルの一部始終を見てみよう。ロドリゴは自陣左サイド10m地点でGKフィウーザからのパスを受ける。ピッチの反対側にジャッピーニャがいるだけで小角とフェリペは相手陣内にいる。ドリブラーを邪魔しないための絵に描いたようなアイソレーションだ。

 

ロドリゴはハーフライン付近からスピードアップ。♯10同士のマッチアップを挑む。

 

縦にボールを運んで左足シュートフェイント。

 

マンマークについた中井は早くも背後をとられた。

 

ロドリゴは右足でボールをまたいで相手との間合いを図る。

 

そして左足アウトで左サイドへとボールを運び…。

 

これ以上ない体勢に持ち込んでおいて。

 

利き足の左でズドン!

 

正面で止めに行ったはずの中井だったが対応がわずかに遅れ腰が高かったのか、ロドリゴが撃ったボールは中井の股間を抜けた。

 

シュートは町田のGKイゴールに向かって左を襲う。シュートコース上にいたフェリペが急に動いたこともあったのか、右足外側を疲れたイゴールはなすすべがなかった。

 

アングルを変えて見てみよう。町田の選手のポジショニングは悪くない。ただ、それはあくまで一般論だ。♯20原の代わりに読みにたけ球際に強い滝田(負傷欠場中)がいたら違った結果になっていたかもしれない。

 

ハーフを超えてスピードアップするロドリゴ。

 

左足のシュートフェイント。

 

FリーグNo.1ドリブラーが襲いかかってくる。緊張で体も頭も硬直しているのか中井は簡単に背後をとられた。

 

右足でボールをまたぐロドリゴの視界に町田のゴールが見えているに違いない。

 

まだ距離があると見たかロドリゴは再びアウトサイドへとボールを押し出す。

 

ロドリゴの右足をケアしたか♯20原が半歩前に出た。外からの攻撃を意図するロドリゴにとって願ってもない状況だ。

 

中井が正面に向き直ったところを狙い撃つようにシュートを放ったロドリゴ。

 

中井が股間を射抜かれ、フェリペの動きにも幻惑されたか名手イゴールが腰高の状態からニアを突かれた。最初から最後まで完璧にロドリゴが主導権を握ったドリブルだった。(ロドリゴ関連の画像は2枚目以降いずれも添付した動画からのスクリーンショットです)

(残り 4150文字/全文: 5402文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ