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『お前にだけは負けへんで!!』弱肉強食の世界で生きる意味(川那部遼×山田慈英・デウソン神戸)[Fリーグ]【2/2】(2017/8/15)

2017年8月5日、某所  (PHOTO,TEXT・佐藤功)

トップに立つためには勝たなければいけない。互いに切磋琢磨なんて甘いものじゃない、まずはお前からだ。川那部遼と山田慈英は仲間ではなく、互いを倒すべき相手として見ていた。お前が活躍することは気に入らない、それがライバルである。(8月5日、収録)

※ 川那部遼×山田慈英 対談(前編)
『まったく勝てない相手はいないと確信した』手にした確かな手ごたえ(川那部遼×山田慈英・デウソン神戸)

▼あの中坊に何が起きたんや

――2人ともデウソン神戸アスピランチ出身ですが、一緒にプレーはされていたんですか?

山田 1年だけ一緒でしたね。初めて会った時は、僕は中学3年だったんですよ。

川那部 オレが高3の終わりぐらいですかね。

――18歳と15歳とかそんなところですね。初めて会った先輩はどうでしたか?

山田 ちょっと怖かったですね。

川那部 うそつけ(笑)。

山田 しゃべりかけてくんなオーラがすごくて、表情も変わらずちょっとしゃべりかけにくかったんですよ。

川那部 それよく言われます。

――先輩から見て慈英さんはどうでしたか?

川那部 何や、この中坊みたいな(笑)。今オレよりも背が高いですけど、あの時はめっちゃ小っちゃくて、全然しゃべらんし練習やっても目立つこともないし、特にあんまり印象にないというか。

――その1年が終わって、川那部さんはトップチームに上がります。そしてその後、あの時の中坊が上に来たぞってなるわけですね。

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