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無料記事:7試合ぶりの完封勝利。4連勝で町田は第1クールを終えた(岡山孝介監督・町田)[Fリーグ第11節](2017/8/22)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第11節
ぺスカドーラ町田 4-0 シュライカー大阪
2017年8月20日(日) 町田市立総合体育館 観客数:1,244人
[得点経過]
1-0 19分31秒 町田 11 室田祐希
2-0 26分28秒 町田 99 森岡薫
3-0 35分11秒 町田 10 中井健介
4-0 39分54秒 町田 1ピレス イゴール

 

 

ペスカドーラ町田(以下町田)はシュライカー大阪(以下大阪)に対して、昨シーズンのリーグの対戦成績は1勝2敗。特に1戦目はチアゴの活躍が大きかった。プレーオフファイナルにおいては1日目では勝利したものの、2日目で敗北し、今シーズンのプレシーズンマッチにおいても4-5と惜しくも負けていた相手。今シーズンのリーグで初めての対決を町田は4-0と7試合ぶりの完封勝利をし、4連勝で第1クール最後の試合を終え、順位を4位とした。なお、ホームは現在無敗。
ゴールは室田祐希の1ゴール1アシスト・森岡薫の1ゴール2アシスト。中井健介とピレス イゴールのパワープレー返しによるもの。
森岡はダニエル サカイの加入により、ポジションとしての物理的な意味だけではなく、精神的な安定も手に入れ、水を得た魚のように本来の姿を取り戻した。
試合の勝敗を左右したのは5ファール。前半残り3分43秒で町田は5ファウルとなる。それでも町田は消極的にならずに前からのプレスをやめない。そして、前半残り1分27秒で大阪も5ファウルとなると、

 

その状況で経験豊富な元ブラジル代表・ダニエル サカイを中心に町田は冷静にディフェンスをする。

 

先制点のシーンを振り返る。アルトゥ―ルを森岡とダニエル サカイが挟んでボールを奪取すると、森岡は1度イゴールにボールを戻す。イゴールは真ん中に走ったダニエル サカイにボールを送る。ダニエル サカイは相手ディフェンダーを背負いながら、森岡に当てる。

 

 

すると森岡は、自分の前を斜めに抜けようとする室田にボールを預け、室田はそのまま鮮やかなドリブルでディフェンダーをかわして貴重な先制点を決める。

2点目は森岡が右足でキックフェイントをして柿原の態勢を崩すと、逆足の左足にかえ、柿原の脇の下を抜いたコントロールシュートを決める。3点目は森岡がボールを奪うと、左サイドに走っていたフリーの中井にラストパスを送った。中井のゴールにより会場は盛り上がる中、

 

イゴールがさらにダメ押しのパワープレー返しを決めた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

試合を振り返って。

 

 

岡山孝介監督

「お疲れ様です。ほんとうに今日は最初から最後まで選手たちが集中してやってくれたのでそれが勝因です。3連敗して苦しい時期もあったのですが、その時期の苦しみが今の連勝につながっていると思いますし、気落ちしないで課題に取り組み、しんしに向き合った結果だと思うので選手たちが頑張ってくれたと思っています。前節は、少ない失点だったのですが、連敗している時期から失点が増えていました。そこにダニエルが入ったことでディフェンス面も引き締めてくれて無失点で終われたことがよかったです。その点においてもポジティブな結果だったかなと思います」

 

 

森岡薫選手

「お疲れ様です。3連敗からの追い上げをできるだけしようと、いろいろな意味でチームを立て直そうと選手たちが危機感を持ってやってきた結果だと思っているので。ただ、まだ1巡目が終わっただけなので。今後またよい結果を出せるようにやっていくだけなので。今日の結果は本当によかったと思います」

 

以下は質疑応答

Pivo!:ダニエル サカイ選手の評価と入団について。フィクソの穴を埋められない中、急きょの入団ということですか?

 

岡山:そうですね。それも大きな要素ですね。ただ、うちにはそれほど多くないタイプの選手なので、もし全員そろっていたとしても必要だったかもしれないですし、彼がいることで体が強い大きな選手と日々戦うことでほかの選手もレベルアップができます。彼が入ったことでポジティブな面はたくさんあると思います。

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