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無料記事:第1クール終了!順位予想の振り返り。第2回Pivo! 座談会①[Fリーグ](2017/8/25)

 

6月10日に代々木第一体育館から始まった今シーズンのFリーグであるが、8月20日に全チームが第11節を終え、第1クールが終了した。第1クール終了時点での順位は以下。

1位 名古屋オーシャンズ
2位 湘南ベルマーレ
3位 府中アスレティックFC
4位 ぺスカドーラ町田
5位 フウガドールすみだ
6位 シュライカー大阪
7位 バルドラール浦安
8位 アグレミーナ浜松
9位 エスポラーダ北海道
10位 デウソン神戸
11位 バサジィ大分
12位 ヴォスクオーレ仙台

 

第1クール終了のタイミングである8月21日に“第2回Pivo! 座談会”を開催した。
前回と同様に全4回にわたりお届けする。第1段は、“前回順位予想との照らし合わせ”となる。

以下は開幕戦終了時(6月11日)に行われた第1回座談会での3人の予想順位。

◯山下
1位 ペスカドーラ町田

2位 シュライカー大阪

3位 名古屋オーシャンズ

4位 湘南ベルマーレ

5位 フウガドールすみだ

◯古澤

1位 シュライカー大阪

2位 名古屋オーシャンズ

3位 ペスカドーラ町田

4位 フウガドールすみだ

5位 エスポラーダ北海道

◯佐藤

1位 エスポラーダ北海道

2位 フウガドールすみだ

3位 デウソン神戸

4位 湘南ベルマーレ

5位 ペスカドーラ町田

現在1位独走中である名古屋オーシャンズを誰も1位に置いていないことがポイントとなる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

▼前回順位予想と照らし合わせて

 

― 第1クールを振り返って。予想順位と実際の順位について照らし合わせてください。

山下:1位のペスカドーラ町田。正直冷や汗ものでした。第11節の試合前は町田が6位でシュライカー大阪が5位という5位6位対決というとんでもないことになり、優勝はないのかなと思っていましたが、その11節にダニエル サカイが入って、この先滝田が復帰することを考えるとこれから守りが堅くなることはいうに及ばず、森岡薫キャプテンの前線で果たす仕事はますます勢いを増すだろうし、やはり予想の1位は変わらないです。今の名古屋オーシャンズがめちゃくちゃ強いのは事実。でも、総合の勝ち点で名古屋をしのぐにはどうしたらいいか、冷静な計算が必要だと思います。なお、4位予想の湘南ベルマーレが今2位にいるのもサプライズだけど、頑張ってほしいな。

 

 

佐藤:僕はそもそも動員で順位を予想したので、すぐには変わらないわけですから大体当たっていますね。ただ、ちょっと厳しいのはデウソン神戸とペスカドーラ町田かなと。特に、町田はいくつもチームがある関東ですから、立地的な部分では神戸より恵まれているのでもっと上にいけそうなんですけどね。この2チームには頑張ってほしいですね。

 

 

古澤:名古屋オーシャンズが1位ですが、前回の座談会の直前に名古屋は重大発表があるといっていて、吉川が戻ってくるとか。新外国人が来るとかそういう話もささやかれていました。2位のシュライカー大阪に関しては、新しい日本人の活躍を予想してというのが1番で、または名古屋が1位に戻るとなるとリーグとしてはおもしろくないのと、大阪には昨シーズンたくさん取材した流れもあり、期待も込めての予想でしたが、名古屋が思った以上に外国人の数が多く、質も高く、予想としては甘かったなという反省です。名古屋の若手やキャプテンに対してすごく期待をしていましたが、それどころでなく、あのレベルの中でほんとうにしれつなレギュラー争いという意味でも次元が1段階違う印象です。エスポラーダ北海道に関して は開幕戦をみての5位にしましたが、9位と昨シーズンと変わらない状況で、下馬評どおりになってしまいました。あとは府中アスレティックFCは毎年強いですし、プレーオフ圏内には入ってきます。今年は尻上がりでなく、スタートダッシュも成功してこの順位。大事なチームを入れ忘れてしまったなと思います。3人とも誰も入れていないですからね。あとは順位予想でフウガドールすみだよりぺスカドーラ町田を1つ順位を上げて予想したのは相性も含めて3試合分上にしました。ですが、第1クールではすみだだったり、湘南もそういう相性やジンクスを覆して、混戦のリーグとなっているのでその部分も楽しみです。

 

山下:そこについて補足させてもらうと、前回言及したとおり、府中アスレティックFCとエスポラーダ北海道あたりが5位以内に入っても全く不思議はないと思います。

 

山下浩正
1944年、埼玉県所沢市出身。中学で幼なじみと剣道部に入るも面が臭くて2人してサッカー部へ転部。部活は以来高校まで続ける。フットサルとは1999年、有明コロシアム センターコートで開催された全日本選手権を機に本気で向き合う。

古澤学
1983年、神奈川県横浜市出身。2014年、フットサル日本代表トレーニングマッチをきっかけに12月28日、大地悟の記事でデジタルピヴォ!プラスでデビュー。以降、ペスカドーラ町田の番記者を経て、2016年から全クラブ担当になる。影響を受けたフットサル選手は藤井健太。

佐藤功
“老練の新人”という異名を名付けられ、若さがないのかと困惑するフリーライター。細々と活動中のサッカーと共に、今季よりルールを覚えるところからフットサルにも関わる。競技面よりもエンターテイメント性、文化やビジネスの側面を好む変わり者。

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