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神戸への愛は届いている。スポーツの意義を伝えるグリーンアリーナ神戸[アリーナ紀行][Fリーグ](2017/9/11)


2017年9月8日、神戸 (PHOTO、TEXT・佐藤功)

 

「最後にいいですか?

試合後会見終了を告げる言葉をさえぎった。そして、デウソン神戸監督、鈴村拓也がマイクを改めて握った。

「声援はロッカールームでも聞こえている。あの声があるから踏ん張れている」。

サポーター、そしてファンへのメッセージだった。

 

 

グリーンアリーナ神戸は、新幹線でやって来たアウェーのサポーターにも優しい。のぞみだろうがみずほだろうが、必ず停まる新神戸駅から地下鉄で一本。荷物を抱えた記者にとっても、ありがたい立地となっている。途中には神戸の中心地である三宮の駅もあり、試合終了後に「ああだ、こうだ」と言いながら一杯やることもできる。記者は試合終了後からが勝負、という言葉を恨めしく思った。

 

最寄り駅はスバリ、総合運動公園前。駅を降りればまず最初に、オリックス・バッファローズの本拠地、ほっともっとフィールド神戸がある。となればあのお方、福良淳一を思い出す。でも、今日は一至がお目当て。そう、デウソン神戸のゴレイロ、福良一至はプロ野球のオリックスの監督を父に持つ。ひょっとしたら、一緒にこの運動公園に出勤なんてあるのかなとちょっとニヤついていた。ちなみに駅の反対側にはユニバー記念競技場。J1のヴィッセル神戸と、なでしこのINAC神戸レオネッサがホームゲームを開催するスタジアムがある。ここは、神戸のスポーツの聖地でもあった。

そして歩を進めると、ドーム型の建物が見えてくる。午後3時、アリーナの扉が開き、サポーターたちがロッカールームにも届く「デウソン神戸」コールの準備を始めた。

(残り 1140文字/全文: 1830文字)

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