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無料記事:相手に攻撃の糸口をつかませないようなタイトな守備ができていたと思います(須賀雄大監督・すみだ)[Fリーグ第21節](2017/10/15)

DUARIG Fリーグ2017/2018 第21節
フウガドールすみだ 4-1 デウソン神戸
2017年10月13日(金) 墨田区総合体育館 観客数:955人
[得点経過]
1-0 04分34秒 すみだ 11 清水和也
2-0 15分45秒 すみだ 11 清水和也
2-1 17分36秒 神戸 5 森脩
3-1 23分05秒 すみだ 6 宮崎曉
4-1 27分05秒 すみだ 11 清水和也

 

フウガドールすみだ(すみだ)は今節もエース清水和也の活躍もあり、デウソン神戸に対して攻撃面でも守備面でも圧倒し、久々のホームゲームにて内容、結果ともに充実したものを手に入れる。それはいうまでもなく、目立たないが、チームのために貢献している多くの選手の存在もあってのことであった。チームとしてのカラー、ストロングポイントをより出せてきているすみだは終盤にかけてリーグを盛り上げていくことが予想される。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は須賀雄大監督と諸江剣語選手の記者会見。

 

 

 

須賀雄大監督

試合を振り返って。
「お疲れさまでした。アウェイゲームが続いたなか、久々のホームゲームでしたので、とにかく内容も結果も手に入れたい。そういった意向がありました。もう少しゴールを奪えた試合だったかなとは思いますが、その分、選手たちが集中を切らさずに相手にチャンスを与えずにゲームをクローズできたことはよかったかなと思っています。ただ、ここに満足せずに、よりゴールの匂いがするチームになっていきたいなと思っています」

 

次節に向けての抱負。
「来週は2試合ということで、同じメンバーで2試合を戦い抜くという意味で難しいとは思いますが、それまでに1週間以上あるので、しっかりと準備ができるので、改めて全員で競争して、それを勝ち抜いたメンバーで勝ちに行きたいと思います」

 

 

諸江剣語選手

試合を振り返って。
「お疲れさまでした。前回、2-0から引き分けてしまった相手でした。今日は1失点はしてしまいましたが、その後に追加点を着実に獲れたことが今日の勝利につながったとのかなと思っていますし、追加点を獲れているということはチームとして成長できているなと感じています」

 

次節に向けての抱負。
「次は2連戦で、浜松と湘南と。湘南戦に目が行きがちですけど、楽な試合は1試合もないと思いますので、まずは浜松戦に向けてよい準備をして臨みたいと思います」

 

以下は質疑応答。

Pivo!:順位的に落とせない相手でした。前回の試合は追い上げられてしまいましたし、これまでデウソン神戸とは打ち合いになることが多くありました。今回、安定して勝利を収めれたのはどこに要因がありますか?

須賀:やはりチームとしての成熟を感じています。例えば、セットプレーでの守備のポジショニングであったり、マーキングであったり、前からのプレッシングだけではなく、自陣に入ってからの守備のクオリティーであったり、そういう見えないところでの努力が実を結んでいるなと思っています。相手に攻撃の糸口をつかませないようなタイトな守備ができているというのは目立っている選手以外の全選手のたまものであったと思います。あとは攻撃の面でも、第6節で戦ったときより明らかにクオリティーが上がっていると思っているので相手にカウンターの糸口もつかませなかったのも今日有利にゲームを進めれた要因でないかなと思います。それから、相手のロングボールに対して今日はプレスラインを後半は少し下げて設定しました。相手がロングボールからのこぼれ球をつめていたりとか少し偶発的な展開もありましたが、そういったところも遮断して、逆に自分たちのカウンターにつなげられたということ、変化もこのゲームを楽にしたかなと思います。

 

 

Pivo!:栗本選手であったり、全体的にパフォーマンスが上がっていました。

須賀:栗本とかということですが、栗本でいいですか?

Pivo!:栗本選手をはじめとしてですね。

須賀:どのへんでしょうか? 栗本軍団がどこなのかわからないので(笑)。誰が栗本軍団に属しているのでしょうか(笑)?

Pivo!:栗本軍団の話ではなくて(笑)、栗本選手、最近出場機会も増え、パフォーマンスがかなり上がっていました。また、栗本選手に限らず、出ている選手が全体的にパフォーマンスが非常に上がっている印象を受けました。

須賀:もちろん、例えば、今日ゴールを決めた選手やベテランの選手はもともとクオリティーを持っている選手ですし、移籍をしてきた選手もいますが、栗本であったり、今日は出ていませんが、田口元気であったり、田村佳翔 、岡山和馬、そこらへんの年代はFリーグ初年度からいろいろな経験をしてきているので、フウガというクラブがどういうクラブでどういったことを求めているのか、そして、自分たちが求められている一定のプレー水準をしっかりと理解しながらプレーをしています。一歩ずつ着実の歩みを進めてきたたまものだと思っています。もちろん競争は激しいので安定したプレーができなければいけません。彼らは派手さはないですが、彼らこそ、今、安定した順位をキープできていることの理由の1つだと思っているので、このまま競争しながら、プレーオフまで行きたいなと思っています。

諸江:栗本に関しては、もともと、僕はすごくいい選手であると思います。何か特別優れているわけではないですが、ほんとうにバランスのとれたすばらしい選手で監督のやりたいことをピッチで体現できる選手の1人だと思っています。

Pivo!:前節のFリーグ初の名古屋オーシャンズへの勝利について。改めてお気持ちを教えてください。

須賀:正直、もう先週のことなのであまり意識はしていませんが、結局、名古屋に勝てたのもチームの平均値が上がっているからなのかなと思っています。実際に昨シーズンから試合を決定づけられる選手が退団したのも事実ですが、そのなかでどのように向上していくかという面で、全員の平均値が上がったということ。これに尽きるかなと思います。それは選手の意識であったり、新しくアリーナができたことなど、意識の向上が理由になっているのではないかなと思います。

諸江:吉川選手であったり、ラファ選手がいなかったり、とか、ルイジーニョ選手の退場であったり、いろいろあったなかで、そのなかでもしっかり勝てたことはチームとして成長していると感じていますし、今後の名古屋との対戦に向けて、1つ、よいメンタルで、苦手意識がない状態で戦えるという意味で非常によかったのかなと思います。

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