縦に紡ぎし湘南の

【大宮vs湘南】菊池大介選手、菊地俊介選手のコメント(3/3)

■2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第15節
10月22日(土)大宮 3-2 湘南(14:00KICK OFF/NACK/12,106人)
得点者:31’ドラガン ムルジャ(大宮)36’泉澤仁(大宮)52’ドラガン ムルジャ(大宮)77’ジネイ(湘南)83’ジネイ(湘南)
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●菊池大介選手
(降格について)1年間やってきた結果なので、素直に受け入れなければいけないと思います。悔いというか、やはり自分は副キャプテンをやらせてもらい準備してきたなかで、こういう結果になってしまったことは個人としてすごく責任を感じます。もっとチームとして上のほうに行くことができるチームだと思ってやってますし、その想いはいまも思ってやっていますが、そういう結果にならなかったことは自分に責任があると強く思っているので、ほんとに申し訳なく思います。(今季の結果の要因について)難しいですけど、もちろんすべての要素がうまくいかなかったというのはあると思いますが、アディショナルタイムの失点、前半や後半の最後の時間帯に取られる失点が多かったと思う。そういうところはチームとして改善しなければいけなかった点だったと思いますし、最後のほうは徐々によくなってはいましたけど、そこの失点は悔やまれるのと、やっぱりチャンスをつくり出せているなかで決め切れない自分たちの物足りなさ、力のなさを今季は痛感させられた。そこで悔しい想いをしてしまい、自分も攻撃の選手としてすごく責任を感じていますし、チームに申し訳なく思います。

●菊地俊介選手
大宮で育ち、このスタジアムはよく来ていました。今日は前座の試合が僕の少年団で、友だちもたくさん来ていて、こういうピッチで復帰できたことはすごく思い出になるというか、よかったです。(ピッチに入る前に曺監督からはどんな言葉を?)リハビリの期間の悔しい気持ちをぶつけて来いと、言われました。すごくプレッシャーのかかる試合だったので、あまり考えてる余裕もなかったというのが正直なところですけど、でもいつもどおり練習でやってることを出そうと思って入りました。勝つしかなかったので、自分が入って逆転できればいちばんよかったですけど、でも練習しているような形で点が取れたので、そこはよかったです。最終戦にももしかしたら間に合わないと言われていたなかで、予定より全然早いので、ほんとに病院の先生やトレーナーに感謝したいと思います。今年副キャプテンを任されていたので、怪我をしてしまったことも含めてすごく責任を感じていますし、アウェイの試合でしたけど、いつも以上に湘南のサポーターの声は聞こえていたので、結果を出せなかったのはすごく申し訳ないです。ただ、終わったあと拍手で迎えてくれたので、必ず恩返しをしたいなという気持ちです。次はホーム最終戦なので必ず勝ちたいですし、次に繋がるように頑張りたいと思います。コンディションはまだまだですけど、残り2試合と天皇杯も残っているので、しっかりいい準備をしたいと思います。
これだけ長くサッカーから離れたことはなかった。今日はほんとに素晴らしいスタジアムで素晴らしい雰囲気のなかでピッチに立ち、すごく緊張感のある試合前のアップもあった。そういうのは普段の練習ではなかなか経験できないところなので、その雰囲気がいちばん胸に来ました。

reported by 隈元大吾

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