【コトノハ】野田隆之介「どれだけチームのために」
その場に膝をつき、両の拳を握り締める。ゴールの喜びが全身を駆けめぐる。
「ベンチにも行きたかったんですけど、そこまで考えられなかった」
前節の水戸戦、後半からピッチに立った野田隆之介は、開始から間もなく先制点を挙げた。かように喜びをかみしめたのには訳がある。
「ずっと点を取れていなかったということもありますけど、いちばんはチームのために取れたゴールだったということ。自分のことよりチームのほうが大きかった。チームのために貴重な1点を取れたことがすごくうれしかった」
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