支配者は柴崎晃誠
森崎浩司アンバサダーは、G大阪戦のマン・オブ・ザ・マッチに柴崎晃誠選手をあげた。なるほど、と思える人選である。
多くのジャーナリストは、素晴らしいセーブを連発しゴールに鍵をかけた林卓人か、値千金のごーるを決めた工藤壮人の名前をあげていた。サッカーが「ゴールを決め、ゴールを守る」というスポーツである以上、林や工藤が当然、賞賛されてしかるべきだ。だが、そこで森崎アンバサダーは柴崎をリストアップする。サッカーというスポーツを知り尽くした、彼らしい判断だ。
青山敏弘が左膝の不調を訴えたのが、試合2日前。それまで柴崎はボランチではなくシャドーでのトレーニングを積んでいた。だが、青山のアクシデントによって柴崎がボランチに下がり、フェリペ・シウバがシャドーに入る。この形は決して初めてではないが、それにしても準備が足りないようにも感じた。
だが、それは全くの杞憂だった。
(残り 2057文字/全文: 2442文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- スタジアム論一吹田スタジアムでの出来事
- 前の記事 »
- サンフレッチェ広島創設25周年記念寄稿
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ