鬼気迫る守護神●林卓人
毎日、毎日。毎週、毎月。
林卓人のトレーニングは、一見の価値がある。
その一つ一つのメニューに、果たしてどんな意味が存在するのか。その本質は門外漢にはわからない。GKだけでなく、フィールドプレーヤーのトレーニングにしても、本当の意図はピッチの中にいる人間にしか見えないものだ。外側からは推測するだけである。
だけど、努力は伝わってくる。闘う姿勢や情熱は、肌感覚で実感する。林のトレーニングからは特に、だ。そして背番号1を背負っている男が烈しいトレーニングに没頭しているからこそ、他のGKたちも牽引されるように集中を高める。それは、前川和也以来続いているGK王国・広島の伝統である。
「勝てないのは、自分の責任。自分が、不甲斐無いから」
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