塩谷司/2年前に語っていた「移籍」と「広島」への想い Part.2
もっと良くなる
では、ポジションを失う恐怖感を味わっているのか。そういう質問を投げかけてみる。
「うーん、もちろん厳しいけれど、見ているところはそこじゃない。そういう立場じゃないと、自分で言い聞かせています。別に天狗になっているわけではないけど、ポジション争いというより、個人として、もっと上を目指して、チームを引っ張っていく立場でいなければならない。(世界で戦うには)Jリーグでナンバー1の選手を目指したいし」
もちろん、突き上げは感じている。だが、「ポジションを確保するためにどうこう」という気持ちではない。もっともっとスゴい選手になって、リーダーシップを見せてチームを上に引っ張っていきたいという気持ちが強いのである。
多くの若手は、塩谷を慕っている。それがわかっているからこそ、塩谷は思う。
みんなと、もっともっと上に行きたい。
だからこそ、チームの現状に対しては、常に危機感を持っている。
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