「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-16[A] レノファ山口FC戦に向けて ~冨樫監督、井林、船山、杉本~(2016/06/02)

杉本竜士の太ももはえぐい。爆発的なスピードを生み出す源だ。

杉本竜士の太ももはえぐい。爆発的なスピードを生み出す源だ。

6月4日のJ2第16節、レノファ山口FC戦に向けて、冨樫剛一監督、井林章、船山祐二、杉本竜士は次のように話した。

MF7 杉本竜士
――前節の愛媛FC戦をどう振り返りますか?
「ダメですね。チームが勝てず、個人としても結果を残せなかった」

――愛媛の木山隆之監督は「杉本くんのドリブルへの対応は難しかった」と語っています。
「それほどドリブルをした感覚もない。むしろ守備に回っている時間が多くて」

――ポストに当たる惜しいシュートがあった。
「たしかに狙いどおりの形ではあったけど、惜しかったねで納得していたら、おれの先はないです」

(そこへ通りかかった北脇健慈。「ヘイ、おつかれっす!」と僕の背中を強打)

――痛い! 肩が、肩が!
「ケッケッケ」

――杉本選手、あなたの先輩はアレですか。力の調節がバカになっているんですか。
「パワーがあり余ってますね」

――こっちはフツーの人間なんだよ。で、次は山口戦です。アウェー連戦になります。
「おれ、そういうのは本当に関係ないんですよ。アウェーだろうが、相手がどこだろうが、ドリブルで抜けるか抜けないか。ゴールを決められるか、決められないか。サッカーIQってやつが人より優れているわけでもないし。とにかく、点を取りたい。アシストしたい。勝ちたい。それだけなんです」

――山口は攻撃的なパスサッカーが持ち味です。
「みたいですけど、そこまで強烈な印象は受けない。知っている選手は何人か。FC町田ゼルビアで一緒だった庄司(悦大)選手は運動量があって、パフォーマンスが常に安定している。キシくん(岸田和人)はゼルビアから山口に行って大活躍ですね。久しぶりの再会という意味では楽しみかな」

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