「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐18[A] ジェフユナイテッド千葉戦のポイント with『犬の生活』(2016/06/12)

「犬の生活」西部謙司WEBマガジン

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J2第18節、東京ヴェルディ(19位=勝点16/3勝7分7敗 得失点-10)は、ジェフユナイテッド千葉(8位=勝点27/7勝6分4敗 得失点+5)とフクダ電子アリーナで対戦する。今回は、千葉をメインに語る『犬の生活』の西部謙司さんと話しながら、ゲームのポイントを探りたい。いかなる手を用いれば、東京Vの勝機は高まるのか。そこのところを聞かせてもらえるとうれしいのだが、はたして。

■「悪いときに当たったね」(西部)

海江田(以下、海)「千葉、調子いいみたいっすね」

西部(以下、西)「まあ、そうかな。前節のモンテディオ山形戦は完勝だった」

「点差どおりの内容」

西「シュートは山形のほうが倍近く打っていた。でも、可能性のあるシュートはほとんどなかったからね。そのあたりデータからは読み取りづらいかもしれないけど、ポンポンと点が入ってしっかり勝ち切ったゲーム」

「ここ7戦負けなし。しかもホーム無敗でしょ」

西「ようやくチームがまとまってきて、当分はいい感じでサッカーがやれそう」

「なんでまた、このタイミングで」

西「悪いときに当たったね」

「上ふたつ(2位以上)まで射程距離に捉えました?」

西「いや、そこまでは。根本的な部分が出来上がっているわけではないから、崩れる可能性もある」

「聞いてますよ。町田也真人がだいぶノッてるとか。山形戦の左サイドの崩しから決めたゴールはお見事でした」

西也真人はボレーが巧い。確変、前夜ってとこかな。現在5得点でチームトップスコアラー」

「でもって、吉田眞紀人みたいな能力の高い選手がサブにいるんだもん。ずるい」

西「彼は途中から入ることが多いけど、扱いとしてはレギュラーと同格。エウトンが90分もたないからさ」

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