「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-36[A] モンテディオ山形戦に向けて ~冨樫監督、井林、渡辺、柴崎~(2016/10/15)

「個の勝負で負けない。相手の前線を抑える」と語る井林章。

「個の勝負で負けない。相手の前線を抑える」と語る井林章。

10月16日のJ2第36節、モンテディオ山形戦に向けて、冨樫剛一監督、井林章、渡辺皓太、柴崎貴広は次のように話した。

DF3井林章
――次節、山形戦です。相手の特長について、どのように見ていますか?
「個の能力があるので、まずはそこで負けないこと。相手が狙ってくるだろうショートカウンターにうまく対応したい。特に、ディエゴ選手、林(陵平)選手からは目を離さないように」

――ディエゴ、林の両選手を、どう抑えます?
「ふたりとも身体が大きいのでね。向こうに有利な状況をつくられると難しくなる。ディエゴ選手は相手の嫌がるところがわかっていて、ボールを持ったらまずそこに仕掛けてきます。とりあえず、前を向かせないことが最優先。林選手は単純にサイズがあって、クロスから点で合わせられると防げない可能性があります。そうなる前に勝負を片付けておかないと」

――前線が強力とはいえ、山形の順位は東京ヴェルディのひとつ下の18位。ディフェンスには難のあるチームに見えます。
「リスク管理の部分、その甘さに付け込むイメージです。こっちがマイボールにした瞬間が狙い目」

――攻守が切り替わったとき、相手のディフェンスが、こちらの前線の選手を捕まえ切れていない?
「そうですね。守備よりも、ボール・ポゼッションのためのポジションを取っているケースが見られるので、ドウグラス(・ヴィエイラ)、フタさん(二川孝広)あたりが、ボランチとセンターバックの間で瞬間的にフリーになれば」

――そこを見逃さず、縦パスをビシッと。
「はい」

――少しでも躊躇すると、すぐに消されるルート。
「多少体勢が悪くても、積極的にくさびのボールを入れていきたいです」

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