「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【お知らせ】シーズンオフの更新予定(2016/11/22)

こんにちは、ライター海江田です。SBGを開設してから、初めてのシーズンオフを迎えます。

年内、更新記事の中心となるのは、これから本格化する来季のチーム編成の情報です。随時、新設した【SBGニュース】のなかで取り上げていきます。チームを離れる選手についても、可能な限り動向をお伝えするつもりです。12月のJPFAトライアウトに参加する選手がいれば、そちらのレポートもお届けします。

既存コンテンツのなかで、コラムの【フットボール・ブレス・ユー】と【新東京書簡】は、オフも継続します。【インタビュー】は以前予告した桜井直人さんのを含めて何本かやりたいですが、シーズンが終了したばかりでまだ当たりをつけられていません。あとは、2016シーズンの検証ルポですね。こちらはシリーズものとして、何回かに分けて掲載予定です。当面、更新スケジュールは不定期となります。

おかげさまで、購読者数は一時止まったと見せかけてじりじり伸び続け、10ヵ月連続で右肩上がりでした。僕のところには『タグマ!』事務局から数字の報告があるだけで、お名前はわからないのですが、おひとりずつ御礼申し上げたい気持ちです。自分ひとりの力では、まず無理だったと思います。SNS等で話題にしてくれたり、事実誤認を指摘するメールをいただくなど、それ以外にもたぶん見えないところでたくさん助けてもらったんだろうなと。

それなりに長くライター稼業をやっていますが、こういった成果報酬の仕事は経験がありません。規模が少しずつ大きくなるほどにやれることが増え、設備投資を行え、モチベーションを得られるのは新しい発見でしたね。面白がっていろいろやりすぎた結果、ほかの仕事まで手が回らず、トータルの年収はどうやらダウンくさいというありさま(おい)。取材経費の計算がどんぶり勘定だったのが響きました。それに、まさか天皇杯で熊本と高知に赴き、たいして意味もなく羽をのばしてしまうとは思わなかったです(自己責任)。

さておき、サッカークラブだって、管理職の給与の一部に入場者数(入場料収入)に応じたインセンティブを組み込む手はあると思います。「現場はサポーターと協力し、あれこれがんばっているのに、なぜ結果が出ないのだ」と現状を精査し、どこかに根本的な見落とし、考え違いがあるのではないかと疑う、ごくフツーの発想になるのでは。少なくとも、真剣さは段違いでしょう。僕の見る限り、たとえば「Challenge1」(平均入場者数1万人)を今季ついに達成したファジアーノ岡山など、他のクラブと比べて本気度が全然足りませんよ。もし「本気だよ!」ってことなら能力やセンスの問題ですから、これ以上は時間の無駄です。

助かったといえば、【無料記事】の扱いについてもそうでした。これの目的はふたつあり、ひとつはWEBマガジンの宣伝とサンプルの位置づけ、もうひとつは書き手である僕が広く読んでもらいたいと切望した場合です。後者はわりと手間のかかった記事になることが多く、購読者からクレームを受けるケースがあると聞いていましたけど、ただのひとつもなかったですね。そのへんの説明は一切しておりませんでしたが、こちらの意図をくみ取り、寛容な態度でご理解をいただいていたんだろうと、ありがたく思います。

12月下旬から1月初旬にかけて、2週間休暇をいただきます。切れ目のないJ2を追いかけていると、まとまった休みを取れるのはこのタイミングしかないんですよ。新シーズンに向けて、充電です。

昨日、投票を締め切った『SBGヒーロー2016』の結果は、『タグマ!』事務局で集計してもらっており、明日18時に発表します。そののち、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の東京V担当である林遼平さんと、僕たちの投票内容を明らかにしたうえでの総評を出します。お楽しみに。

海江田哲朗 拝

 

ランド百景

ランド百景 2016.11.18

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