【この人を見よ!】vol.17 困難は成長の種 ~FW9 ドウグラス・ヴィエイラ~(17.3.15)
189センチの高さと足元のたしかな技術。加入2年目を迎え、攻撃の中心として期待を集めるドウグラス・ヴィエイラだ。その本領はポイントゲッターより、チャンスメイク寄りか。自己中心的なプレーは皆無で、周囲とシンクロすることで能力を発揮する。
2016シーズンは故障による戦線離脱もあり28試合6得点にとどまった。ゴール、アシストの両方で昨季以上の結果を望むのは当然。チームが上位に進出するためには、ドウグラスの活躍が不可欠だ。
■鉄鋼の町で生まれた
リオデジャネイロ州西部の都市、ボルタレドンダ。ブラジル最大の製鉄所がある鉄鋼業の町と知られ、ドウグラス・ヴィエイラはそこで生を受けた。
「リオの中心部からクルマで1時間くらいかな。町は製鉄関係の工場ばかりで、みんなに紹介できるような名産品や観光スポットはないんだ。海も遠くて、歩いて30分くらいかかる。子どもの頃は往復1時間かけて、友だちとよく遊びに行ったよ。僕はそこで生まれ育った」
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