「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐13[A] カマタマーレ讃岐戦のポイント(17.5.13)

安在和樹の左足が火を噴くか。

安在和樹の左足が火を噴くか。

J2第13節、4位の東京ヴェルディ(勝点22/7勝1分4敗 得失点+8)は、21位のカマタマーレ讃岐(勝点8/1勝5分6敗 得失点-7)と、Pikaraスタジアムで対戦する。
讃岐のカウンターを封じつつ、堅い守備をどうこじ開けるのか。攻略の鍵はサイドが握っている。

■横の揺さぶりで穴を開ける

がっちり守備を固める讃岐は、縦方向の押しにはめっぽう強い。ゴリ押しに攻めてもそう易々とはゴールを割れず、はね返されて鋭いカウンターを食らうのが関の山だ。

攻略のヒントとなる形は、前節の横浜FC戦に見つけられる。14分の場面だ。左サイドの安西幸輝がインスイングのクロスを入れ、ファーサイドの安在和樹が頭で落とし、高木大輔のダイレクトボレー。完璧な崩しである。「キーパーのちょうどいい高さにシュートがいってしまった」と高木大は悔やんだ。

安西は言う。

「自分で言うのもなんですけど、あれは一番いい形でしたよね。サイドに逆足の選手を置くのは、ああいったチャンスをつくりたいという狙いがあると思う」

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