「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-19[H] 愛媛FC戦『まさかのシーソーゲーム』(17.6.18)

『稲城市サンクスマッチ』2017.6.17

『稲城市サンクスマッチ』2017.6.17

2017年6月17日(土)
J2第19節 東京ヴェルディ vs 愛媛FC
18:34キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]6,057人 [天候]晴、弱風、気温23.9℃、湿度53%

東京V 3‐3 愛媛
前半:1‐0
後半:2‐3
[得点]
1‐0 ドウグラス・ヴィエイラ(15分)
1‐1 河原和寿(53分)
1‐2 白井康介(59分)
2‐2 ドウグラス・ヴィエイラ(69分)
2‐3 近藤貴司(90分)
3‐3 高木善朗(90+3分)PK

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF3   井林章
DF19 永田充
DF4   畠中槙之輔
MF2   安西幸輝
MF33 渡辺皓太(62分 橋本)
MF17 内田達也(70分 井上)
MF6   安在和樹
FW7   アラン・ピニェイロ
FW38 梶川諒太(59分 高木善)
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF23田村直也。MF20井上潮音、27橋本英郎、30高木純平。FW10高木善朗、18高木大輔)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■パーフェクトな立ち上がり

東京ヴェルディの先制点は、内田達也のサイドチェンジから生まれた。

15分、安在和樹からボールを受けた内田は素早く反転し、右サイドの安西幸輝にロングパスを通す。安西はアラン・ピニェイロとのワンツーでサイドを突破し、ぐいぐいボールを前に運んでボックスに侵入。ゴール前に速いクロスを入れ、ドウグラス・ヴィエイラが頭で合わせた。

東京Vはボールを右へ左へと自在に動かし、ドウグラスとアランを右サイドの裏のスペースに走らせ、ポイントをつくる。ボールロストの際は、すぐさまカウンタープレスをかけて奪い返した。愛媛FCにほとんど何もさせなかった。

ディフェンス時は内田をアンカーに置き、渡辺皓太と梶川諒太がインサイドハーフ、ドウグラスとアランの2トップ。[3‐1‐4‐2]のような形になった。渡辺と梶川のディフェンスが抜群に効いていた。愛媛の両ボランチ、藤田息吹と小島秀仁に強い圧力をかけ、パスの出どころを封じた。同時にサイドに蓋をし、相手の前進を阻んだ。

ゲームを完全に掌握し、先制点も取った。文句のつけようがない、パーフェクトな立ち上がりだ。

(残り 1669文字/全文: 2665文字)

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