「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-21[A] ロアッソ熊本戦に向けて ~ロティーナ監督、高木善、内田、井林(17.6.30)

ゾーン3で決定的な仕事ができる高木善朗。

ゾーン3で決定的な仕事ができる高木善朗。鋭い眼光。

7月1日のJ2第21節、ロアッソ熊本戦に向けて、ロティーナ監督、高木善朗、内田達也、井林章は次のように話した。

MF10高木善朗
――前節のFC町田ゼルビア戦、渡辺皓太選手のゴールをナイスアシストでした。
「中を見たら、皓太がいいところにいたので。皓太しかいなかった」

――ディフェンダーの頭越しに、計算し尽くされた浮き球のパス。
「胸トラップからのボレー、それとも頭か、どっちでいくだろうと」

――頭でした。
「無理だなと思いました」

――入りましたよ。
「入りましたね。映像を見てもらえばわかりますが、僕は頭かあと思って、こぼれ球に詰めようとしていない」

――ヘディングが苦手でも、あんなやさしいパスをもらったら決めるしかないでしょう。
「バウンドもよかった。濡れたピッチにツルッとすべって」

――町田戦は1点リードで前半を折り返し、2点目、3点目と奪う理想的な展開。
「愛媛戦がいい教訓になりましたね。後半スタートの円陣では『追加点を取るまで、失点は絶対にナシだ』と言い合ってゲームに入ったんです」

――攻撃は好調で、2試合7得点。
「でも、失点が5つ」

――気になりますか?
「気になりますね。やはり、3‐0にして少しゆるみが出た気がします。昇格争いは、勝点はもちろん、得失点差も大事になってくる。ほんの小さなことで決まると思うんです。そういったゆるみはできるだけ排除しないと」

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