「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-25[A] 水戸ホーリーホック戦『ちっとも惜しくない』(17.7.30)

『スタジアムを彩る ~Mito Holy Kids~』2017.7.29

『スタジアムを彩る ~Mito Holy Kids~』2017.7.29

2017年7月29日(土)
J2第25節 水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ
18:03キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸
[入場者数]4,515人 [天候]曇時々雨、中風、気温24,1℃、湿度77%

水戸 3‐2 東京V
前半:1‐1
後半:2‐1
[得点]
0‐1 田村直也(43分)
1‐1 前田大然(45+1分)
2‐1 オウンゴール(78分)
2‐2 ドウグラス・ヴィエイラ(90分)PK
3‐2 齊藤隆成(90+5分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF3   井林章
DF4   畠中槙之輔
DF5   平智広
MF23 田村直也(81分 高木大)
MF17 内田達也
MF8   中後雅喜(84分 ドウグラス)
MF2   安西幸輝
FW7   アラン・ピニェイロ
FW10 高木善朗(73分 梶川)
FW13 カルロス・マルティネス
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF19永田充、24林昇吾。MF27橋本英郎。FW9ドウグラス・ヴィエイラ、18高木大輔、38梶川諒太)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■本当に勝つべき試合だったのか

「今年、東京ヴェルディによく見られる試合です。ボールを持って試合を支配することはできましたが、簡単にゴールを奪われ、負けてしまう。ディフェンス面では以前あった安定感を失っており、早く回復する必要があります」

ロティーナ監督は、水戸ホーリーホック戦の監督会見をこう切り出した。

失点が3つ。うちアディショナルタイムにふたつ。シュート数は、東京Vの11本に対し、水戸は3本。コーナーキックも東京Vが倍以上あった。決定機の数も同様だ。2‐3のスコア以外、データ上は相手を圧倒したことになっている。

それなのに、僕はちっともそんな気がしなかった。勝ってしかるべき試合を落としたという実感がない。現実に起こったことと、そこから受ける印象との間に大きなかい離があった。

(残り 1865文字/全文: 2743文字)

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