【無料記事】【直前インフォメーション】J2‐26[A] ツエーゲン金沢戦のポイント(17.8.5)
■あらためて感じるサッカーの難しさ
「全体的にはそれほどやられているわけでもないのに失点してしまう。サッカーの難しさを感じていますよ」
そう語るのは、キャプテンの井林章だ。苦境においてもあっけらかんとしているのがこの人のスタイルだが、5試合13失点の事実は軽く扱えない。
「監督からは内容は悪くないという話があり、自分もチームとしてやろうとしていることをできている手応えはある。だが、結果がついてこない。水戸戦の最初の失点は、対応そのものは悪くなかったと思いますが、自分の内側、パスを通されてはいけないところを通された」
守備の人数はそろっていた。縦をケアしなければならない都合、井林の位置取りはあれが適正だろう。だが、結果的に失点を防げなかった。それゆえに根深いものを感じる。
「いまは辛抱ですね。目先のことに左右され、現在積み上げようとしていることを見失ってしまっては元も子もないので。とにかく、結果を出すことに集中したい」
金沢戦で、この流れを断ち切ることができるか。井林がセンターバックとしてもうひと回り成長するための好機と捉えたい。
※【直前インフォメーション】は、試合当日のキックオフ4時間前に更新します。スタジアムへ向かう電車のなかや、待ち時間のおともにどうぞ。
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