「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐29[H] V・ファーレン長崎戦のポイント(17.8.20)

田村直也が先発の座をつかんで以降、流れが徐々に変わり始めた。

田村直也が先発の座をつかんで以降、流れが徐々に変わり始めた。

J2第29節、6位の東京ヴェルディ(勝点43/12勝7分9敗 得失点+8)は、5位のV・ファーレン長崎(勝点47/14勝5分9敗 得失点+4)と味の素スタジアムで対戦する。2試合連続でドウグラス・ヴィエイラのゴールをアシストしている田村直也に、このゲームも大きな期待が懸けられる。

■ドウグラスとのホットライン

前節の大分トリニータ戦、田村直也の斜めに入れたクロスからドウグラス・ヴィエイラの一撃は生まれた。

「あれはワンタッチでシュートを打たせたいというより、スペースが見えたので、キープしてチャンスにつなげてほしいという狙いでした。おそらくボールの質を見て、シュートを打ちにいったんでしょうね」

最近のドウグラスの好調ぶりについて、田村はこんな見方をしている。

「ひとつは、カルロス(・マルティネス)の加入による競争意識の高まり、モチベーションの向上。もうひとつ、レフェリーとのめぐり合わせがよいことも挙げられます」

ドウグラスはハイボールに対し、ヘディングで競るよりも、胸で落としてキープするプレーを得意とする。ここで、レフェリーの判断基準に差が出てくるのだそうだ。

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