「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【練習レポート】かの地で8年ぶりの勝利を(17.8.25)

前節のV・ファーレン長崎戦は、安西幸輝の左足で勝利をもぎ取った。

前節のV・ファーレン長崎戦は、安西幸輝の左足で勝利をもぎ取った。

■サッカーの美しさのひとつ

27日、J2第30節の愛媛FC戦。3連勝中の東京ヴェルディは、鬼門中の鬼門であるニンジニアスタジアムに乗り込む。

ニンジニアSでは、2009年5月に1‐0で勝利を収めて以降、負けも負けたり7連敗。ひとつの会場で、引き分けを挟むことなく、これだけの黒星を重ねるのはなかなかないことだ。昨季、スコアレスドローで連敗を止めるのがやっとという有り様である。

リーガ・エスパニョーラで20シーズン指揮を執ったロティーナ監督にも、ここだけは相性が悪かったというスタジアムがあるのではないか。

「勝つのが難しいスタジアムがあったのは事実ですが、勝てなかった場所はないですね。カンプ・ノウ(FCバルセロナ)、サンティアゴ・ベルナベウ(レアル・マドリード)をはじめ、すべてのスタジアムで勝ったことがあります」

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