「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-30[A] 愛媛FC戦『本当にあったニンスタの勝利』(17.8.28)

『ここが地獄の一丁目!』2017.8.30

『ぐへへ、ここが地獄の一丁目!』2017.8.30

2017年8月27日(日)
J2第30節 愛媛FC vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ ニンジニアスタジアム
[入場者数]3,173人 [天候]晴、無風、気温25.1℃、湿度63%

愛媛 0‐3 東京V
前半:0‐1
後半:0‐2
[得点]
0‐1 アラン・ピニェイロ(24分)
0‐2 アラン・ピニェイロ(57分)
0‐3 カルロス・マルティネス(86分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF23 田村直也
DF3   井林章
DF5   平智広
MF2   安西幸輝
MF33 渡辺皓太(86分 高木善)
MF17 内田達也
MF6   安在和樹
FW38 梶川諒太(73分 橋本)
FW7   アラン・ピニェイロ
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ(69分 カルロス)
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF4畠中槙之輔、24林昇吾。MF27橋本英郎。FW10高木善朗、13カルロス・マルティネス、18高木大輔)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■文句なしの完勝

27日昼過ぎ、松山空港に降り立ち、ホテルやバス乗り場など、行く先々で緑者と会った。心持ち、表情が硬い。東京ヴェルディは3連勝と勢いに乗っていたが、今回の相手はわけが違う。アウェー愛媛FC戦。すなわち鬼門の地、ニンジニアスタジアム。ここでは、2009年5月9日J2第14節、1‐0で勝利を挙げて以来、7敗に引き分けがひとつと散々な目に遭ってきた。数々の辛酸をなめさせれられ、イケイケになりきれないのは無理からぬところである。

相変わらず、東京Vの出足はよかった。2分、ファーストシュートはドウグラス・ヴィエイラ。左サイドからドリブルで中に入り、ミドルシュートを枠に飛ばした。

機動力に長けるインサイドハーフの梶川諒太と渡辺皓太がボールに多く絡み、守備では広いエリアをカバー。戻りながらボールを奪い取り、ピンチの芽を摘んだ。そうして次第に東京Vが愛媛を押し込んでいく。

愛媛のカウンターになりかけることもあったが、そこに立ちはだかったのが田村直也だ。相手がスピードに乗るほんの少し手前、絶妙のタイミングで懐に飛び込み、ボールをもぎ取る。

東京Vは攻撃の緩急も利いていた。16分、左サイドを駆け上がる安在和樹に、平智広からグラウンダーの速いパス。安在のクロスが、ゴール前で待ち構えるドウグラスに届く。シュートはディフェンスにブロックされたが、わずか2本のパスでチャンスをつくった。

そして必然のように、東京Vが先制点をものにする。

24分、田村のスローインをドウグラスが胸で落とし、ボールを回収した安西がファーサイドのアラン・ピニェイロにボックスを横断するパス。アランはダイレクトで右足を合わせ、ネットを揺らした。

「あれは練習どおりの形。ドウグラスの落としを、おれか皓太が拾って、中央にパスを出す。ロティーナさんが攻撃のオプションとして持っておけと、ちょくちょく練習していました」(安西)

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