「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-38[A] FC岐阜戦『血となり肉となり』(17.10.22)

『2005年1月1日 第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 国立霞ヶ丘競技場 東京ヴェルディ1969 2‐1 ジュビロ磐田 GK21高木義成 D31李康珍 5米山篤志 14富澤清太郎 MF4林健太郎 2山田卓也 15相馬崇人 8小林大悟 32小林慶行 FW11平本一樹 20飯尾一慶(GK1水原大樹 DF13柳沢将之 MF22平野孝 33玉乃淳 FW25森本貴幸) [得点]東京V=飯尾(35分)、平本(53分)磐田=西紀寛(77分)』2017.10.21

2017年10月21日(日)
J2第38節 FC岐阜 vs 東京ヴェルディ
16:03キックオフ 岐阜メモリアルセンター長良川競技場
[入場者数]4,330人 [天候]曇、弱風、気温18.8℃、湿度90%

岐阜 1‐2 東京V
前半:0‐0
後半:1‐2
[得点]
0‐1 ドウグラス・ヴィエイラ(54分)
1‐1 古橋亨梧(57分)
1‐2 ドウグラス・ヴィエイラ(80分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF23 田村直也(27分 林)
DF3   井林章
DF4   畠中槙之輔
MF6   安在和樹
MF33 渡辺皓太
MF17 内田達也
MF2   安西幸輝
FW13 カルロス・マルティネス(69分 高木善)
FW38 梶川諒太(72分 井上)
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF19永田充、24林昇吾。MF8中後雅喜、20井上潮音。FW10高木善朗、18高木大輔)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■ドウグラス・ヴィエイラの決定力

前半、東京ヴェルディにアクシデント。25分、田村直也が胸を手で押さえ、ピッチにうずくまる。接触プレーによるものではない。田村は一旦外に出て、歩きながら状態をチェックしていたが、ロティーナ監督は速やかに交代の判断を下す。林昇吾が入り、安在和樹が右サイドバックに回った。

この変事が与える影響は小さくないと思われた。早い時間で田村を欠いたことに加え、交代カードを手当てのために1枚切ることになった。だが、チームに動揺は見られない。

前半はカルロス・マルティネスに二度のチャンスがあった。8分、縦パスを受けて反転、ドリブルで中央に入ってループシュートを放つが、バーをかすめて枠の外。30分、渡辺皓太のヒールキックのラストパスを受け、右足でゴールを狙ったが、キーパーの手に防がれる。

ゲームの均衡が崩れたのは54分。東京Vは右サイドでドウグラス・ヴィエイラがボールを収め、ふたりのマークをかいくぐって中央の内田達也にボールを送る。内田がシュートし、こぼれ球を安西幸輝がシュート、さらなるこぼれ球をドウグラスが先制点に仕上げた。

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