『徹壱の日記2016』2月1日(月)〜24日(水)
先月からスタートした『徹壱の日記2016』。年頭から一念発起して始めた日記は、今のところ1日も途切れることなく続いている。今回はイスラエル取材から帰国した2月1日から今号入稿直前の24日まで。今回も、トピックスがない日を間引いた形で掲載する。
2月1日(月)天気不明@イスタンブール〜東京
テルアビブからイスタンブールでトランジット。そこから成田まで、およそ13時間のフライトである。今回は特に急ぎの仕事もなく、久々に機内で読書三昧。『イスラム化するヨーロッパ』(三井美奈著)と『物語 エルサレムの歴史』(笈川博一著)を代わる代わる読む。前者は新書で、後者はKindleで購入しており、デバイスが使えない離発着時は新書のほうを読んでいた。時代もテーマもまったく異なるものの、はからずも「イスラム教」というものを発生時から現代に至るまで立体的に考察できることができたのは収穫だった。機内の乗客も少なく、ほとんどストレスを感じないまま成田に到着。
20時に帰国。すぐにカミさんと母親に無事帰国した旨を知らせる。入国審査で帰国のスタンプを押してもらい、このパスポートでの最後の旅が終わった。思えばコイツとはワールドカップ・ドイツ大会以降、いろんな国に一緒に行った。10年間、お疲れ様でした。成田エクスプレスに乗車してから、仕事関連のメールを各所に送信し、今月のスケジュールを埋めていきながら明日からの平常運転に備える。22時半に自宅に到着。カミさんと11日ぶりの再会を果たし、風呂に入ってから自家製漬け物とともに軽く祝杯。午前0時半に就寝。
(C)Tete_Utsunomiya
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