宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン 「ただいま準備中!」11月後半戦! (編集部・森衿子)

 W杯アジア最終予選サウジアラビア戦を明日に控え、埼玉スタジアムにお出かけ予定の方も、そうでない方も、そわそわしながらの月曜日をお迎えかもしれません。いまさら言うまでもありませんが、この試合を落とすことでもあれば、ロシアへの道は相当険しくなると思われます。ともあれ、今年最後の代表戦でもあるこの試合をなんとか良い形で締めくくれるよう祈るのみです。

 さて、11月後半のWMは、宇都宮の新著『サッカーおくのほそ道』発売を記念して、「サッカーと日本のご当地感」を考察する2つの異色インタビューをお届けします! 第3週は、元Jリーグ理事で、『百年構想のある風景―スポーツ文化が国の成り立ちを変える』の著者である傍士銑太さん。全国津々浦々を巡っては、Jリーグの理念を講演という形で広めている方で、宇都宮は密かに「Jリーグの黄門様」とリスペクトしていた方でもあります。また、第4週は音楽ライターで、今夏『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』を上梓し、音楽ファンから民俗学研究者にも注目されている大石始さん。盆踊りや祭りのフィールドワークを続ける大石さんとは、「盆踊りとフットボール」という2つの視点から、地政学的なトークを展開します。

 そして、以前からお知らせしておりますが、ついに今週11月17日に発売される、宇都宮徹壱の新刊『サッカーおくのほそ道』。こちらの方法でご予約いただいた宇都宮徹壱WM会員の方には、著者・宇都宮の直筆サイン本をお送りいたします! そして『サッカーおくのほそ道』発売記念として作成いたしました、宇都宮撮影によるオリジナルポストカードも封入して発送! ご予約締切はサウジアラビア戦と同日の11月15日。既に多数のお申し込みを頂戴し、ありがとうございます! まだの方はどうぞお急ぎくださいね!

 11月後半も宇都宮徹壱ウェブマガジンをどうぞよろしくお願いいたします!(森衿子)



『サッカーおくのほそ道
Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』
宇都宮徹壱=著・写真
カンゼンより11月17日発売!


Jリーグを目指すクラブと目指さないクラブ、

百年構想の真実を描く渾身のルポルタージュ、ここに誕生!

Jを夢見るアマチュアクラブから、地域に密着した企業チームまで全国津々浦々のクラブを取材し、「J3以前・以降」で変わりゆく日本サッカーの原風景をめぐる旅で、見えてきたものとは? 写真家である著者による美麗なカラー写真も満載!

【目次】
第1章 Jリーグを目指さなかった理由
Honda FC―2008年・春

第2章 幻の「石川FC構想」
ツエーゲン金沢&フェルヴォローザ石川・白山FC―2008年・春

第3章 SAGAWAに「野心」はあるのか?
SAGAWA SHIGA FC―2008年・春

第4章 いつか「普通のクラブ」になるまで
福島ユナイテッドFC―2011年・春/12年・冬

第5章 「半袖隊長」の矜持
AC長野パルセイロ―2011年・秋

第6章 なぜ今「J3」なのか?
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ―2013年・春

第7章 「今そこにあるサッカーを愛せ! 」
ホンダロックSC―2013年・春

第8章奈良劇場総支配人、大いに語る
奈良クラブ―2013年・夏

第9章 アマチュアにとっての「約束の地」
三菱重工長崎―2014年・秋

第10章 ゴン中山「現役復帰」の舞台裏
アスルクラロ沼津―2015年・秋

第11章 「ミスターレノファ」と呼ばれた男
レノファ山口FC―2015年・秋

第12章 街クラブが「世界を目指す」理由
ブリオベッカ浦安―2016年・春

第13章誰が「坂本龍馬」だったのか?
高知ユナイテッドSC―2016年・春

第14章 激突! 南部対津軽
ヴァンラーレ八戸&ラインメール青森―2016年・夏

第15章 近所にフットボールクラブがある幸せ
東京23FC&東京武蔵野シティFC―2016年・秋

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