宇都宮徹壱ウェブマガジン

京都での年末年始を愉しむ 徹壱の日記2017 12月26日(月)~1月1日(日)

12月26日(月)晴れ@東京

 6時30分起床。朝食後、カミさんを送り出して執筆開始。ネットのニュースで、元ワム!のジョージ・マイケルが死去したことを知る。享年53歳。30年前の日本ではよくこの曲が流れていた。それにしても、デヴィッド・ボウイにプリンス、そして駆け込みのようにジョージ・マイケルの訃報に接するとは。若い頃によく聴いていたミュージシャンが物故するのは、どんなジャンルであってもやはり哀しい。

 1週間分の日記をまとめて、11時30分から外出。吉祥寺で昼食を摂ってから、郵便局で年賀状を出し、ロフトとヨドバシカメラで買い物。ロフトでは取材用のリュックを新調した。今度の関西取材から使うことにしよう。今年は諸事情により大きな買い物は極力控えてきたのだが、来月には印税が入るので折を見ていろいろと買い足していきたい。近所で夕食の材料を買って、14時に帰宅する。

 その後、トイレと風呂場の掃除をしてから、ひたすら執筆。延ばし延ばしになっていた原稿に着手して、ある程度の目鼻立ちを付けてから夕食のカレーを作り始める。カミさん、お通夜から帰宅。ご主人を亡くされたいとこの様子などを聞きながら21時に夕食を摂る。入浴後、明日の葬儀に着ていく喪服を確認。午前0時30分就寝。

12月27日(火)くもり時々雨@東京

 7時起床。朝食後、久々に喪服に袖を通して、9時前にカミさんと出発。後楽園に近い傳通院にて、カミさんのいとこのつれあいの葬儀に参列する。彼はスイスの出身の研究者で、脳腫瘍のため49歳の若さで亡くなった。葬儀は仏式で行われ、戒名も付けられるくらい日本を愛した人であった。折からの激しい雨の中、出棺。手を合わせて見送る。

 葬儀が終わってから、カミさんとタクシーで飯田橋に移動して、早めの昼食を摂る。場所を変えてコーヒーを飲みながら、いとこ夫婦の思い出話を語り合い、お互いに長生きしようと約束。12時30分、職場に向かうカミさんを見送ってから家路に就く。激しかった雨は小降りになっていた。

 13時30分に帰宅。間瀬秀一さんのインタビュー記事を仕上げて入稿してから、合わせて1月のWMのコンテンツを仕込む。明後日から関西なので、やれることは極力進めておこう。クリスマスからずっとFacebookを更新していなかったためか、千田善さんから「風邪、大丈夫ですか?」とのコメントをいただいて恐縮する。

 カミさん、20時30分に帰宅。夕食は、昨日のカレーの残り。新米を炊いて、ワインとともにいただく。TVを見ながら、少しうたた寝。午前0時就寝。

(残り 4607文字/全文: 5666文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ